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奈良先端科学技術大学院大学

奈良先端科学技術大学院大学 入学式
日時 4月5日(水)10時40分始
関係者だけの演能です。
# by easysailing | 2017-04-05 17:00 | 演能日誌

第39回なら芝能

第39回なら芝能能
日時 3月19日(日)
 第一部午後1時~午後2時
 場所 奈良市登大路町6-2奈良県文化会館小ホール
    演目・内容 能楽入門講座と本日の曲目解説など
   参加料 2.000円 第二部芝能にてイス席をご用意致しました。

能楽解説 観世流シテ方吉沢旭       演能「百萬」解説 観世流シテ方山中雅志

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演能「百萬」解説 NPO法人奈良能理事長 石原昌和        「大江山」解説 観世流シテ方山下麻乃
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第二部午後2時半~午後4時
 場所 奈良市登大路町奈良県庁舎前広場 芝生舞台
     雨天時は奈良県文化会館小ホール
   演目 桃香野子供狂言「しびり」 月ヶ瀬桃香野小学二生

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       観世流仕舞「大江山(おおえやま)」 山下麻乃
               「網之段(あみのだん)」 塩谷恵
       金春流仕舞「雲雀山(ひばりやま)」 今井節


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     大藏流狂言「棒縛り(ぼうしばり)」 茂山あきら
盗み酒がばれて、いましめられた二人。酒飲み根性は大したもの。大酒盛が始まるが。。。。。
それぞれの舞は、さす手・引く手を肩と顎とで表現する.。
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       観世流能「百萬(ひゃくまん)」 山中雅志
 百万は、西の大寺の境内、柳のかげで我が子と行きはぐれ、そのみどりごを尋ねもとめて、
奈良坂を越え佐保川を渡り、井手の玉水を過ぎ、足に任せて行き着いたところは、都の西嵯峨野
の寺・・・・清涼寺。折から花盛りの境内では大念仏が催されている。百万がその音頭取りとなって
念仏歌をうたうところに、女曲舞舞としての見事な投影がみとめられよう。
 舞台の上では、烏帽子に長絹姿、手に狂い笹という優女が居るが、謡の詞章には、「もとより
長き黒髪を、おどろのごとく乱して、古りたる烏帽子ひき被き、また眉根黒き乱れ墨―」などと
あって、とんでもない格好をしていることになっている。乱髪にわざわざ顔に墨を塗ってまで、
なぜきたないつくりにしているのか。これは、芸能の世界だけのことではなかっただろう。
南都から人の集まりを尋ねて京都の西の外れまで、女が一人旅をするには、敢えてこのような
異形身をとる必要があったのだ。もともと、クルウには旅路を往く、漂白・遍歴・遊行の意が
ある。それに加えて、この母子再会の狂女能では、モノグルイの他の属性をも明らかに示して
くれるのである。
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 料金 2.000円(第一部共通) 立ち席者は無料。(ただし定員制限を設けました)
# by easysailing | 2017-03-19 18:00 | 演能日誌

高安能

高安能
 
日時 2月25日(土)午後1時始

場所 八尾市光町2-40八尾市文化会館プリズムホール

演目 復曲「高安」の解説
      西野春雄 法政大学名誉教授 元野上記念法政大学能楽研究所所長
      今泉隆裕 桐蔭横浜大学准教授
      橋場夕佳 海星高等学校非常勤講師 名古屋能楽堂事業検討委員 
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    観世流能「高安(たかやす)」 山階彌右衛門
     約300年ぶりの復曲能
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    大藏流狂言「佛師(ぶっし)」 善竹隆司 善竹隆平
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    観世流仕舞「井筒(いづつ)」 観世芳伸               観世流仕舞「弱法師(よろぼし)」 観世喜之
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    観世流能「羅生門(羅生門)」 観世喜正 高安勝久(ワキ方 高安流十四世宗家)
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主催 高安能未来継承事業推進協議会
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# by easysailing | 2017-02-25 18:00 | 演能日誌

高安能プレイベント 復曲までの道のり

高安能プレイベント 復曲までの道のり 
日時 1月28日(土)午後2時始

場所 八尾市光町2-40八尾市文化会館

 こんな風に見ると能がおもしろい
 復曲研究者が語る能楽曲「高安」
   この度の復曲を担当された研究者の皆様が、初心者向け能の楽しみ方のお話を交えながら、「高安」に
    まつわる物語や、いかにして復曲を行ったのかなどを語ります。

主催 高安能未来継承事業推進協議会
# by easysailing | 2017-01-28 18:00 | 演能日誌

新春わかくさ能

新春わかくさ能
 
日時1月11日(月 祝日)
 奈良市春日野町101奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~


第一部 午後1時~午後2時 能楽入門講座と体験講座
       NPO法人奈良能理事長石原昌和、観世流シテ方井戸良祐師、大倉流小鼓方荒木建作師 観世流大鼓方森山泰幸師
     本日上演される演目の解説と、参加者一同で謡の体験、小鼓・大鼓の体験して頂きました。
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   エントランスホールでは面・装束の展示。
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第二部 わかくさ能
演目 観世流仕舞「巴(ともえ)」片山九郎右衛門
            「吉野静(よしのしずか)」林宗一郎
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    大藏流狂言「因幡堂(いなばどう)」茂山千三郎 松本薫

      大酒飲みで働きもせぬ妻に愛想をつかした夫は、里帰りしたのを幸いと、離縁状を届ける。
      新しい妻を授かろうと因幡堂へ行きお薬師様に妻乞いをし通夜する。
      これを知った妻は腹を立て、確かめようと因幡堂に着き、寝ている夫の耳元に仏の告を吹き込む。
      霊験あらたかなお薬師さまのお告げ、連れて帰りさて祝儀の盃亊を初めて見ると。。。。。
      京都五条の平等寺にある因幡堂は「鬼瓦」「仏師」などにもその舞台として出てくるお堂で、本尊の
      お薬師さんは有名。
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    観世流能「熊野(ゆや)」観世喜正

     平宗盛(ワキ)は東海道池田の宿の熊野(シテ)召し出して都に長く留め寵愛していた。今を盛りの花
     見に熊野を伴って行こうと太刀持(ワキツレ)を呼び出し、そのように命じる。そこへ熊野の国許から侍
     女の朝顔(ツレ)が来て、老婆の重病を伝えるので、熊野は母の手紙を宗盛に見せ、暇を乞うが、宗
     盛は許さず同行を言い付け、一行は車に乗り東山へ花見に出掛ける。花見車に乗り遊んで行く華や
     かな都大路景色にひきかえ、熊野の気は重い。観音様に母の無事を祈願する熊野に宗盛は酒宴に
     加わり舞を舞うよう所望する。
     舞の途中に俄かに村雨が降り、花を散らすのを見て熊野は「いかにせん都の春も惜しけれど、慣れし
     東の花や散るらん」と、母の病状を案じる歌を詠む。さすがの宗盛も心に感じ暇を与え、熊野は喜び、
     これも観音のお陰と感謝し、宗盛の気の変わらぬうちにと、国許へ急ぎ下る。
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# by easysailing | 2017-01-09 18:00 | 演能日誌