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平成30年演能予定

東大寺盧舎那仏慶讃能
日時 5月2日(火)午後3時始
  場所 奈良市雑司町東大寺 大仏殿前鏡池上特設舞台
演目 
 観世流仕舞「田村(たむら)」山下あさの
      「小塩(おしお)」塩谷 惠

 金春流連吟「玉葛(たまかづら)」辻本 實 他

 観世流能「屋島(やしま)」山中雅志
  屋島での源平の合戦の模様―義経の立派な大将軍のいで立ち、景情と三保谷の錣引、佐藤継信と
  菊王丸の壮烈な最期―を旅僧に語った漁師は、義経の幽霊であった。やがて僧の夢の中に甲冑姿
  で現れた義経の幽霊は、まだ屋島に執心が残っていると語り、落とした弓を取られまいと身の危険
  も顧みず拾い上げた弓流しの様や修羅道での戦いを見せたかと思うと春の夜は明け夢はさめ、浦
  風の音が聞こえるのみ。

 附祝言


櫻間初花会
 日時 5月5日(火)11時始
 場所 埼玉県越谷市花田こしがや能楽堂
 演目 金春流舞囃子「羽衣(はごろも)」「三輪(みわ)」

    金春流仕舞 独吟 連吟 金春流シテ方今井節 社中
       


薪御能 
近年、各地で野外能や薪能が行われていますが、古来、薪能といえば、興福寺南大門前の芝生で演じられて
きたものを指し、各地の薪能は戦後これに倣ったものです。
869年、興福寺修二会で薪猿楽が舞われたと伝えられており、能楽が大成される室町時代に、最も盛況を極
めたといわれています。
18日は午前11時より春日大社舞殿で「咒師(しゅし)走りの儀」、19日は午前11時より春日大社若宮社で
「御社上り(みやしろあがり)の儀」が奉納された後、両日とも午後5時半から興福寺南大門跡般若の芝で「南
大門の儀」が執り行われます。

一日目
 咒師走り(しゅしはしり)の儀
  日時 5月18日(金)午前11時始め
  場所 奈良市春日野町春日大社舞殿 
  演目 金春流能 「翁(おきな)」 金春憲和 他
         「千歳(せんざい)」 「延命冠者(えんめいかじゃ)」 茂山千五郎
         「三番三(さんばそう)」 大藏彌太郎
      ここで奉納される「翁」は、浄衣姿の三人の翁と、素襖姿の三番三と千歳とで勤める古いかたち
      を留め、また「十二月往来」は、現行観世流のものより一段と古雅な詞章を伝え、宝数えのめで
      たい章句がつくのが特徴です。
    「下行」  春日大社より演者に褒美として神饌と神酒が与えられる儀式
 南大門の儀
  日時 5月18日(金)午後5時半始
  場所 奈良市登大路町48興福寺南大門跡般若の芝
  演目 舞台あらため・外僉義(げのせんぎ) 興福寺衆徒
       当初 薪御能では、舞台が野外の芝生であったため、「和紙三枚を踏んで湿り気があれば公演を
      中止する」という取り決めがありました。現在では敷き舞台の上で行うためその必要はありませ
      んが、芝の湿り具合いで能の有無を定めていた事を今に伝えるため演能の前に興福寺衆徒(僧兵)
      により「舞台あらため」が行われ、人々にその結果を伝える外僉議文が読み上げられます。
      これらの儀式は他では見ることのできない薪御能だけの特色です。

     宝生流能「俊成忠度(しゅんぜいただのり)」辰巳満次郎

     火入れ 興福寺衆徒

     大藏流狂言「雁礫(がんつぶて)」茂山千五郎

     金剛流能「黒塚(くろづか)」金剛流宗家 金剛永謹

     附祝言

二日目
 御社上り(みやしろあがり)の儀
  日時 5月19日(土)午前11時始
  場所 奈良市春日野町春日大社若宮社
      「社頭法楽」の最も古いかたちとも言える御社上りの儀は、神殿を背にして、「四方正面」の型で行
      なわれ、また橋掛かり通常の反対で右側となり、非常に珍しい舞台となります。

  演目 金春流能「玉葛(たまかづら)」金春穂高

    「下行」  春日大社より演者に褒美として神酒が与えられる儀式

 南大門の儀 午後5時半始
  場所 奈良市登大路町48興福寺南大門跡般若の芝
  演目 舞台あらため・外僉義(げのせんぎ)興福寺衆徒

     金春流能「頼政(よりまさ)」金春安明

     火入れ 興福寺衆徒

     大藏流狂言「梟(ふくろう)」茂山千三郎 茂山忠三郎

     観世流能「巻絹(まきぎぬ)」観世喜之

     附祝言

1日分 事前受付¥5.00円解説書付き 当日受付¥5.500円解説書付き 
     全席自由席(団体除く)

開場時間 春日大社会場 事前受付者午前10時 当日受付者午前10時15分
     興福寺会場 事前受付者午後4時 当日受付者午後4時15分   

音声ガイド 1台1.000円(他に預かり保証金1.000円 返却時返金します) 南大門の儀のみです。
     当日受付でお申し込み下さい。


京都薪能
日時 6月1日(金)、2日(土)
場所 平安神宮特設舞台
演目 一般社団法人京都能楽界にお問い合わせ下さい。


しまなみ海道薪能
日時 7月22日午後5時45分始 
 場所 愛媛県今治市大三島町宮浦 大山祇神社
   源義経をはじめとする武将が奉納し国宝・重文指定を受けているの甲冑の8割が集まっている瀬戸内海大三島、大山祇神社大楠
   (国指定天然記念物)前にて、神秘なる楠の樹精の下で薪能が催されます。
演目 神前奉納(午後4時始) 観世流仕舞「難波(なにわ)」大槻裕一
     一昨年に355年ぶり建て替えられた神門を背として演じられます。

    本日の演能解説 NPO法人理事長石原昌和 他

    観世流仕舞 大槻文藏

    大藏流狂言「鬼瓦(おにがわら)」茂山千三郎

    観世流能「羽衣(はごろも)」観世流宗家 観世清和


なら燈花会能
 日時 8月11日(土) 午後1時始め 本日の演目解説 午後2時始 なら燈花会能
 場所 奈良市春日野町101 奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~(旧奈良県新公会堂)

  演目 本日の演目解説 NPO法人奈良能理事長 石原昌和 他

     金春流能「定家(ていか)」櫻間右陣

     大藏流狂言「口真似(くちまね)」茂山あきら 茂山童司 丸石やすし

     観世流能「石橋 大獅子(しゃっきょう)」山中雅志



一休寺薪能
 日時 9月24日前後 (5月までには決まります)
 場所 京田辺市薪里ノ内102酬恩庵一休寺
    今年で第34回を迎えます一休寺薪能が、重要文化財の方丈にて、一休禅師像の目と鼻の先で演じられます。また一休寺には、観世流三代音阿弥、十五代元章、十九代清興の墓所があります
 演目 演者


第15回国際歯科麻酔学会
 日時10月5日
 演目 演者
 関係者だけの演能です。


東大寺盧舎那大仏発願 慶讃能
 日時 10月15日(月)午後1時半始
 場所 奈良市雑司町東大寺大仏殿前鏡池特設舞台
     雨天時東大寺総合文化センター金鐘ホール
 天平15年10月15日(743年)聖武天皇が人々の幸せを願い大仏様を造ろう
 という詔を発せられた事を記念し、出来た秋のお祭りです。

 演目 演者 能1番 仕舞4番



桃香野八幡社祭礼奉納

 日時 10月21日(日) 午前12時頃 始
 場所 奈良市月ヶ瀬村桃香野 八幡神社
 演目 「翁舞(おきなまい)」
     おひねりの投げ入れがある、珍しい型式です
     小学生による狂言


第41回なら芝能能
日時 10月27日(土)
第一部午後1時~午後2時
 場所 奈良市登大路町6-2奈良県文化会館小ホール
 演目・内容 能楽入門講座と本日の曲目解説など   参加料 有料ですが、第二部芝能にてイス席をご用意致します。

第二部午後2時半~午後4時半
 場所 奈良市登大路町奈良県庁舎前広場 芝生舞台
     立ち席は無料ですが定員制限設けます。

 演目 演者


大神神社 酒祭り清興
 日時 11月14日(火)正午始
 場所 桜井市三輪1422大神神社
 演目 演者 清興狂言


等彌神社 献灯祭
 日時 11月23日頃 (5月には決まります)午後6時始
 場所 桜井市桜井1176等獼神社
 演目 金春流神楽式「翁(おきな)」
    金春流仕舞


<春日若宮おん祭
日時 12月17日(月)
場所 奈良市春日大社参道 春日大社若宮御旅所
松の下式 午後1時半頃
場所 春日一ノ鳥居 影向ノ松前
演目 高安流 「開口(かいこう)」高安勝久 
   金春流 「弓矢立会(ゆみやたちあい)」
   大藏流 「三笠風流(みかさふりゅう)」
御旅所ノ式 午後5時頃
      お渡り式のあと、お旅所祭に奉納されます。
場所 春日若宮御旅所御神前
   金春流 「神楽式(かぐらしき)」
   大藏流  「鈴の段(すずのだん)」


春日若宮おん祭 後宴能
日時 12月18日(火)午後2時始
場所 奈良市 春日大社参道 春日大社若宮御旅所
後宴之式能  春日若宮おん祭が無事終わったことを祝し、後宴能が開かれます。
演目 演者




NPO法人奈良能

  〒630-8271 奈良市坊屋敷町42
  電話 0742-22-2660


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by easysailing | 2018-04-11 19:00 | 演能予定

春の大神祭後宴能

春の大神祭後宴能
日時 4月10日(月)午前12時始
場所 桜井市三輪1422大神神社 斎庭
演目
金春流素謡「翁(おきな)」櫻間右陣
 翁の詞章、(しんか)とも言う。翁は天下泰平国土安穏を祈る儀礼の曲で、神聖視され、
 神事能や祝賀能等の催しでは初めに「翁」を演じ、後に常の能狂言を続けるのがきまりで
 ある。奈良は古い土地で各所に能以前の翁の詞章が残っています。

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大藏流狂言「福之神(ふくのかみ)」茂山千作
 三輪明神を崇敬しいつも歩みを運ぶ友人二人は今日も年籠りをと誘い合いご神前にお参り
 する。山に向かい「福は山へ」と豆まきをすると、どこからともなく高らかな笑い声を上
 げながら現れたお方がある。驚いた二人がどなた様かと尋ねると「福の神」と名乗る。な
 にか忘れてないかと言われお神酒をおつぎすると「楽しうなるよう」と謡い舞いまた高ら
 かな笑い声とともに姿を消す。
 地謡に大神神社神官が出仕されています。

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金剛流仕舞「高砂(たかさご)」金剛龍謹

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観世流能「三輪(みわ)」大槻文藏
 三輪山の麓に庵をむすぶ玄賓僧都のもとに、いつも樒と閼伽の水を供えに来る女性がい
 る。今日とても庵に入り「罪を助けてたぴ給え」と僧都に頼み帰りぎわに僧都に衣を所望
 する。女の住まいはと問うと三輪の里、杉立てる門を導べにと告げて姿を消す。
 里人がお参りに来てご神前で杉の枝に僧都の衣がかかっているのを見つけその由を僧都に
 伝え参詣されるようにと勧めて退場。しるしの杉を尋ねて神垣に行くと衣がかかってお
 り、褄に金色の文字で「三つの輪は清く清きぞ唐衣 くると思うな 取ると思わじ」と歌
 が書かれている。すると中より声するので、末世の衆生のために姿を見せて下さいと言う
 と「女姿と三輪の神」が現れ、三輪の神婚説話が語られ、さらに天照大神の岩戸隠れの神
 話を再現し神楽を舞い、伊勢の神と三輪の神は一体分身だと説く。といつの間にか夜も明
 けて僧都の夢は覚める。
 三輪の神は、本曲でうたわれる通り大和の女の許に夜だけ通ってくる男の神であり、古事
 記によれば大物主の神であるが、能では女姿として現れる

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観世流一調「屋島(やしま)」井戸良祐 荒木健作
観世流仕舞「網之(あみのだん)」大槻裕一

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金剛龍能「車僧(くるまぞう)」金剛流宗家 金剛永謹
昔々嵯峨野に、車僧という風変わりな僧がいたそうで、何が風変わりかというと、彼の日課は、
牛も引かないのに動くという、今にも空中分解しそうなオンボロ車であちこちを行き来すると
いうものであった。ある日、いつものごとく車僧は、愛車破れ車号に乗り込み、嵯峨野の西山
の麓で雪景色を眺めに行くと、そこに山伏が現れ、禅問答をしかけてくるのであった。しかし、
そのとき車僧少しも騒がず、簡単に山伏を言い負かしてしまうのでありました。実はこの山伏、
愛宕山の天狗が変装した者で、物好きにも変わり者車僧を魔道に誘い込み、仏法を妨げようと
考えての行動であった。
しばらくし、今度は大天狗の姿で『ほしがりません勝つまでは』の精神で、今一度、車僧に行く
らべを挑みますが、車僧は、必殺技の法力を使い、大天狗に仏法を妨げることをあきらめさせ
るのでありました。
こうして車僧の一日は、何もなかったかのごとく過ぎてゆくのでありました。めでたし。めでたし。

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陪観無料です。

御供まき(午後3時半ごろ)
お茶席奉仕 石原社中

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by easysailing | 2018-04-10 18:00 | 演能日誌

奈良先端科学技術大学院大学 入学式

奈良先端科学技術大学院大学 入学式
日時 4月5日(水)10時40分始
関係者だけの演能です。

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by easysailing | 2018-04-05 18:00 | 演能日誌