カテゴリ:演能日誌( 306 )

桃香野八幡社祭礼奉納

桃香野八幡社祭礼奉納
 日時 10月22日(日) 午前12時頃 始
 場所 奈良市月ヶ瀬村桃香野 八幡神社
 演目 「翁舞(おきなまい)」
     おひねりの投げ入れがある、珍しい型式です
     小学生による狂言


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by easysailing | 2017-10-22 18:00 | 演能日誌

東大寺慶讃能

東大寺盧舎那大仏発願 慶讃能
 日時 10月15日(日)午後1時半始
 場所 奈良市雑司町東大寺大仏殿前鏡池特設舞台
     今回は雨天のため東大寺総合文化センター金鐘ホールで演じられました。
 天平15年10月15日(743年)聖武天皇が人々の幸せを願い大仏様を造ろう
 という詔を発せられた事を記念し、出来た秋のお祭りです。

 演目 観世流仕舞「清経(きよつね)」吉田篤志

         「天鼓(てんこ)」久保信一朗

    金春流仕舞「松風(まつかぜ)」今井 節

    金春流連吟「融(とおる)」多田晃英 徳田 彰
 
    観世流能「一角仙人(いっかくせんにん)」山中雅志
 天竺波羅奈国(てんじくはらなこく)に住む仙人は、鹿の胎内から生まれたため、
 額から角が生えている。それゆえ一角仙人と呼ばれている。仙人はとある事情から
 神通力で竜神を岩屋に閉じ込めてしまい、干ばつが続いていた。そのことを嘆いた
 帝は、施陀婦人(せんだぶじん)という美女の美貌で仙人の神通力を失わせようと
 考えた。夫人と官人を旅人に変装させ、仙人の元へと遣わせた。仙人の庵に到着し
 官人は一夜の宿を乞うと、仙人が姿を現した。二人が用意した酒で酒宴となる。
 夫人が舞い始めると、仙人も共に舞い、やがて酔い伏してしまう。それを見て、
 夫人たちは都へ帰った。龍神が岩屋を破って躍り出ると、仙人は驚いて、剣を手に
 取り戦う。龍神は仙人に勝利し、雷や稲妻を轟かせると、竜宮へ戻っていった。

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by easysailing | 2017-10-15 18:00 | 演能日誌

一休寺薪能


一休寺薪能
 日時 10月10日(火)
 場所 京田辺市薪里ノ内102酬恩庵一休寺
    今年で第33回を迎えます一休寺薪能が、重要文化財の方丈にて、一休禅師像の目と鼻の先で演じられます。また一休寺には、観世流三代音阿弥、十五代元章、十九代清興の墓所があります。

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 演目  「狂言あれこれ」 大藏流シテ方 松本 薫
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大藏流狂言「昆布売(こぶうり)」 茂山千三郎 
  都へ上る大名、供に連れてくる者がおらず、自分で太刀をもち適当な人を見つけ太刀を持たせようと上下の
  街道に着き休んでいる。と、そこへ若狭の小浜の召しの昆布売りが現れる。
  いやがるのを無理やり道連れにし、とうとう太刀を持たせる事に成功した大名、機嫌よく道中を進んで行く
  が、おもしろくないのは昆布売、油断している大名の太刀を抜き脅し、腰の小刀まで取り上げ大名を丸腰に
  してしまう。手も足もでない大名に、昆布を売ったなら太刀・刀を返してやろうと約束して昆布を売らせ、
  散々なぶった後、約束はほごにして昆布売は逃げてしまう。

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観世流能「葵上(あおいのうえ)」片山九郎右衛門
  葵上という正妻のために、光源氏の愛をうしなった六条の御息所の心に嫉妬が宿り、それはやがて生霊となっ
  て葵上に取り付き、葵上は病の床につく。朝臣が梓の上手と言われる照日の御子という梓巫女に葵上に乗り
  移った物怪(もののけ)を呼び出すように命じる。巫女の弓の音にひかれて、破れ車にのった上﨟が現れ、六
  条の御息所の怨霊だと名乗る。葵上に恨み事を述べ、病床の葵上を責めさいなむが、なお飽き足らず、葵上を
  我が方へ連れていかんと言い捨てて、姿を消す。
  これを見た朝臣は従者に命じて横川の小聖という修験者を呼びにやる。小聖が祈祷を始めると、御息所の怨霊
  は鬼の姿となって病床に近付き、なおも葵上を責め苦しめるが、ついには小聖の法力に敵わず祈り伏せられ、
  読経の声に声も和らぎ成仏して姿を消す。

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by easysailing | 2017-10-10 21:00 | 演能日誌

高安能

高安薪能
 日時 10月9日(日)午後5時始
 場所 八尾市大字神立443玉祖神社
 主催 高安能未来継承事業推進協議会
 演目 開口
    独吟「高安(たかやす)」高安流謡本による 原 大
    観世流仕舞「井筒(いづつ)」塩谷 惠
          「山姥(やまんば)」梅若尭之
    観世流能「弱法師(よろぼし)」山中雅志 
    
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by easysailing | 2017-10-09 20:00 | 演能日誌

高野山一座土砂加持

高野山一座土砂加持
 日時 9月23日 午前10時始
 場所 和歌山県伊都郡高野町高野山 高野山真言宗総本山金剛峯寺 大伽藍金堂
 演目 「一座土砂加持(いちざどしゃかじ)」
    先師並びに諸聖霊の追福菩提を祈る法会です。土砂を光明真言で加持をすることからこのように呼ばれます。
    法要終了後金堂下陣にて能が奉納されます。
    演目、演者 決まり次第お知らせします。
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by easysailing | 2017-09-23 20:00 | 演能日誌

ありとほし薪能

ありとほし薪能
 日時 9月18日(月)祝日
 場所 泉佐野市長滝814蟻通神社 
 演目 観世流能「紅葉狩(もみじかり)」山中雅志
    大藏流狂言「膏薬煉(こうやくねり)」善竹忠亮 牟田素之
    独鼓「蟻通(ありとおし)」石原昌和 上田慎也
 主催 ありとほし薪能実行委員会 090-2103-5395(木戸)

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by easysailing | 2017-09-18 20:00 | 演能日誌

なら燈花会能

なら燈花会能
 日時 8月6日(日) 午後1時始め 本日の演目解説 午後2時始 なら燈花会能
 場所 奈良市春日野町101 奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~(旧奈良県新公会堂)

  演目 金春流仕舞「八島(やしま)」長谷猪一郎
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     観世流能「熊野(ゆや)」久保信一朗
        平宗盛は、東海道池田の宿の熊野を召し出して都に長く留め寵愛していた。今を盛りの花見に熊野を伴って行こうと
        使いを出す。そこへ熊野の国許から侍女が老母の重病を伝えに来たので、熊野は母の手紙を宗盛に見せ暇を乞うが、
        宗盛は許さず同行を言い付け、一行は車に乗り東山へ花見に出掛ける。花見車から眺める華やかに浮立つ都の景色に
        ひきかえ、熊野の気は重い。観音様に母の無事を祈願する熊野に、宗盛は酒宴に加わり舞を舞うよう所望する。舞の
        途中に俄かに村雨が降り花を散らすのを見て熊野は「いかにせん都の春も惜しけれど 慣れし東の花や散るらん」と
        母の病状を案じる歌を詠むと、さすがの宗盛も心に感じ暇を与え熊野は喜び、これも観音のお陰と感謝し宗盛の気の
        変わらぬうちにと国許へ急ぎ下る。

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     大藏流狂言「清水(しみず)」茂山千五郎 島田洋海
        野中の清水に茶の湯の水を汲みに行くように命じられ、主人の秘蔵の桶を持って出掛けた太郎冠者、行きたくないの
        で鬼が出たと逃げ帰ってくる。秘蔵の桶が惜しいと取り返しに行く主人、出るはずのない鬼に出くわす。鬼と主人の
        やりとり、さて鬼の正体は?雉も鳴かずば・・・・・・・・・・

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     観世流仕舞「實盛(さねもり)」佐野和之
          「江口(えぐち)」塩谷惠
          「女郎花(おみなめし)」山下麻乃

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     金春流能「景清(かげきよ)」佐藤俊之
        伯父大日坊を殺し悪七兵衛と呼ばれた景清は、平家の家臣の中で最も武名をたわれた武士。今は日向の国宮崎に流さ
        れ盲目となり、落ちぶれて「日向の勾当」と名乗り平家節を語りその日その日を暮らしている。幼いころに別れた父
        存命と聞いた娘は海路をへてはるばると訪ねてくる。わが子と知りながら身を恥じ、そのような者は知らぬと立ち去
        らせたが、里人は娘の心意を感じ父に対面させる。
        麒麟も老いぬれば駑馬にも劣るがごとくと恥じる是清に八島での戦物語りを所望すると、義経を討とうと陸にあがり
        大勢の源氏の兵と戦うなかにも、三保の谷との錣引きの様を仕方を交え勇壮に語る。語り終えて余命いくばくもない
        身、娘に死語の弔いを頼み情を断ち切り娘を故郷に帰らせる。

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     附祝言
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by easysailing | 2017-08-06 21:28 | 演能日誌

しまなみ海道薪能

しまなみ海道薪能
 日時 7月23日午後5時45分始 
 場所 愛媛県今治市大三島町宮浦 大山祇神社
   源義経をはじめとする武将が奉納し国宝・重文指定を受けているの甲冑の8割が集まっている瀬戸内海大三島、大山祇神社大楠
   (国指定天然記念物)前にて、神秘なる楠の樹精の下で薪能が催されます。
 演目 神前奉納(午後4時始) 観世流仕舞「難波(なにわ)」大槻裕一
     昨年末に355年ぶり建て替えられた神門を背として演じられました。

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    本日の演能解説 NPO法人理事長石原昌和

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    観世流仕舞「高砂(たかさご)」観世三郎太
         「山姥(やまんば)」大槻文藏

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    和泉流狂言「佐渡狐(さどきつね)」野村万作 内藤 連 髙野和憲
      佐渡の百姓と越後の百姓が、年貢収めに都に行く途中道連れになる。島国の暮らしは不便であろうと言われ腹の虫が収ま
      らない佐渡の百姓は、「佐渡に狐はおるまい」との言葉に、つい「居る」と言い切ってしまう。この上はと、一腰(刀)
      を賭け判定してもらおうと領主の館に着く。狐を知らぬ佐渡の百姓、奏者に賄賂を送り、その場では勝ったのだが、奏者
      が教えている事に気づいた越後の百姓、ならばいないところで鳴き声を聞いてみると・・・。

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火入れ ご神火を頂戴し火入れを行いました。
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    観世流能「杜若(かきつばた)恋之舞」観世流宗家 観世清和
       諸国一見の僧(ワキ)が三河国八橋の沢辺に美しく咲き乱れる杜若に見とれていると里女が現れる。古歌にも詠われた
       杜若の名所で、在原業平が東下りの時ここで休み、歌を詠んだ故事を語る。さらに僧を自分の庵に案内し、一夜の宿に
       と勧める。しばらくすると、女は業平の初冠に二条の后の唐衣を着て現れたので、僧は驚き素性を尋ねる。
       女は杜若の精であると明かし、業平は歌舞の菩薩の化現であり、業平の女人遍歴も衆生済度のわざであったと語り舞い
       を舞い、詠歌の功徳により非情の草木も成仏したと告げて消えて行く。     

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    附祝言




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by easysailing | 2017-07-23 22:00 | 演能日誌

薪御能 二日目

薪御能 
近年、各地で野外能や薪能が行われていますが、古来、薪能といえば、興福寺南大門前の芝生で演じられて
きたものを指し、各地の薪能は戦後これに倣ったものです。
869年、興福寺修二会で薪猿楽が舞われたと伝えられており、能楽が大成される室町時代に、最も盛況を極
めたといわれています。
19日は午前11時より春日大社舞殿で「咒師(しゅし)走りの儀」、20日は午後2時半より春日大社若宮社で
「御社上り(みやしろあがり)の儀」が奉納された後、両日とも午後5時半から興福寺南大門跡般若の芝で「南
大門の儀」が執り行われました。

二日目
 御社上り(みやしろあがり)の儀
  日時 5月20日(土)午前11時始
  場所 奈良市春日野町春日大社若宮社
      「社頭法楽」の最も古いかたちとも言える御社上りの儀は、神殿を背にして、「四方正面」の型で行
      なわれ、また橋掛かり通常の反対で右側となり、非常に珍しい舞台となります。

  演目 金春流能「花月(かげつ)」金春穂高

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    「下行」  春日大社より演者に褒美として神酒が与えられる儀式

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 南大門の儀 午後5時半始
  場所 奈良市登大路町48興福寺南大門跡般若の芝
  演目 舞台あらため・外僉義(げのせんぎ)」

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     観世流能「杜若(かきつばた)」観世喜之

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     挨拶、火入れ

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     大藏流狂言「附子(ぶす)」茂山千三郎 丸石やすし 網谷正美

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     宝生流能「弱法師(よろぼうし)」辰巳満次郎

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     附祝言

1日分 事前受付¥4.00円解説書付き 当日受付¥4.500円解説書付き 
     全席自由席(団体除く)
音声ガイド 1台1.000円(他に預かり保証金1.000円 後返却寺返金します) 南大門の儀のみです。
     当日受付でお申し込みいただきました。

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by easysailing | 2017-05-20 21:30 | 演能日誌

薪御能 初日

薪御能 
近年、各地で野外能や薪能が行われていますが、古来、薪能といえば、興福寺南大門前の芝生で演じられて
きたものを指し、各地の薪能は戦後これに倣ったものです。
869年、興福寺修二会で薪猿楽が舞われたと伝えられており、能楽が大成される室町時代に、最も盛況を極
めたといわれています。
19日は午前11時より春日大社舞殿で「咒師(しゅし)走りの儀」、20日は午後2時半より春日大社若宮社で
「御社上り(みやしろあがり)の儀」が奉納された後、両日とも午後5時半から興福寺南大門跡般若の芝で「南
大門の儀」が執り行われました。

一日目
 咒師走り(しゅしはしり)の儀
  日時 5月19日(金)午前11時始め
  場所 奈良市春日野町春日大社舞殿 
  演目 金春流能 「翁(おきな)」 金春憲和 他
         「千歳(せんざい)」 「延命冠者(えんめいかじゃ)」 茂山茂
         「三番三(さんばそう)」 大藏彌太郎
      ここで奉納される「翁」は、浄衣姿の三人の翁と、素襖姿の三番三と千歳とで勤める古いかたち
      を留め、また「十二月往来」は、現行観世流のものより一段と古雅な詞章を伝え、宝数えのめで
      たい章句がつくのが特徴です。
    「下行」  春日大社より演者に褒美として神饌と神酒が与えられる儀式
 南大門の儀
  日時 5月19日(金)午後5時半始
  場所 奈良市登大路町48興福寺南大門跡般若の芝
  演目 舞台あらため・外僉義(げのせんぎ)
       当初 薪御能では、舞台が野外の芝生であったため、「和紙三枚を踏んで湿り気があれば公演を
      中止する」という取り決めがありました。現在では敷き舞台の上で行うためその必要はありませ
      んが、芝の湿り具合いで能の有無を定めていた事を今に伝えるため演能の前に興福寺衆徒(僧兵)
      により「舞台あらため」が行われ、人々にその結果を伝える外僉議文が読み上げられます。
      これらの儀式は他では見ることのできない薪御能だけの特色です。

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     金春流能「玉鬘(たまかずら)」金春流宗家 金春安明

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     火入れ

     大藏流狂言「茶壺(ちゃつぼ)」茂山あきら 茂山童司 茂山茂

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     金剛流能「阿漕(あこぎ)」金剛流宗家 金剛永謹 

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     附祝言

1日分 事前受付¥4.00円解説書付き 当日受付¥4.500円解説書付き 
     全席自由席(団体除く)
音声ガイド 1台1.000円(他に預かり保証金1.000円 後返却寺返金します) 南大門の儀のみです。
     当日受付でお申し込みいただきました。

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by easysailing | 2017-05-19 21:30 | 演能日誌