面、装束


能面の種類は200種類以上ありますが、大別して6種類に分かれます。
翁面:「翁」で用いられる物
尉面(じょう): 脇能等で用いられる老人の面
男面: 老人以外の男面で童子の面もあります
      源氏の面は赤い面で目が丸い等。平家の面は白い面で目が細い等。
女面: 女の面で喜怒哀楽のはっきりしない面です。「能面のような表情」とはこの女面をさしているのでしょう。
      輪郭が丸いと若い女、目が四角く抜いてあると優しく見えます。
      また毛書きが少ないほど若い女で、毛の本数が増え、乱れるほど年をいった女になります。
鬼神面: 神々の怒りや鬼の強さなどを表す面。牙がありません。
怨霊面: 死霊や生霊を表した面です。代表に般若面があります。
狂言面: 狂言にも面がありますが、能面より表情が豊かです。

能面は、顔より少し小さく作られています。材質は一般的には檜で作られており、面裏は漆が塗られています。目は開いていますが、視野が狭く、柱であったり橋掛りの松であったり、能舞台の板の枚数で演技しています。
上演中写真撮影でフラッシュをたかれ目にはいると、しばらく何も見えない状態になりますので、繰り返し写真撮影お断りのアナウンスが入るのは版権の問題もありますが、実質的にこのためです。



装束
能装束: 能初期の頃は質素な物でしたが、江戸時代に様式が決まり豪華絢爛たる物になりました。
      素材はほとんどが正絹です。男性・女性の物、上着・内着・袴・仮髪・冠り物・帯等様が曲目にあわして組み合わされます。
狂言装束: 能装束に比べ質素で、素材は麻です。また足袋色は黄色であったりします。
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by easysailing | 2005-09-24 01:00 | 今更聞けない初歩講座


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