狂言について

狂言は、能と同じく大和猿楽から発展し、猿楽の滑稽さを洗練した伝統芸能です。

狂言には、皆さんが俗に言う狂言「本狂言」と能の中で演じられる「間狂言」があります。また別格に「翁」の中で演じられる「三番三(さんばそう)」があります。

狂言にも能と同じように分類がされています。
脇狂言
  脇能と同じく天下泰平・繁栄を祝う物語。「福の神」(大神神社御宴能でいつも演じられています)「末広がり」など
大名狂言
  威張ってる割に抜けた大名がシテを勤める物語。「萩大名」「靫猿」など
小名狂言(しょうみょうきょうげん)
  酒好きであり、利口ながらも間の抜けた太郎冠者がシテを勤める物語。「附子」「棒縛」など
聟女狂言
  聟が男勝りの嫁とか舅との、または夫婦の物語。「二人袴」「二九十八」など。
鬼山伏狂言
  恐ろしい鬼が実は臆病であったり、山伏の失敗を笑いにした物語。「蝸牛」「柿山伏」など
出家座頭狂言
  形ばかりの出家者の僧や座頭が引き起こす物語。「布施無経」「猿座頭」など
集狂言(あつめきょうげん)
  上記の分類に収まらない物語。「茶壷」「釣狐」など
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by easysailing | 2005-09-24 02:00 | 今更聞けない初歩講座


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