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令和4年演能予定

奈良で能を楽しむ会 特別公演 
 日時 9月3日(土)午前12時開場 午後1時始め
 場所 奈良市春日野町101 奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~
 演目、演者
    金春流能 「翁付キ高砂(おきなつきたかさご)」
           和泉流「翁(おきな)三髪之祝儀」三番叟 野村信朗 千歳 野村又三郎
           金春流「高砂(たかさご)」佐藤俊之

 入場料 全席自由席 前売券 6,000円 学生2.000円
           当日券 8.000円 学生3.000円   
 お申込、お問合せ  
   NPO法人奈良能 電話 0742-24-5171(不在時留守電対応)
            E-mail npohoujin.naranoh@gmail.com
   奈良春日野国際フォーラム甍 電話0742-27-2630
   奈良県文化会館(月曜日休館)電話0742-22-0200
   チケットぴあ:(要手数料)チケットぴあ Pコード513367
   出演者(チケット販売の協力者)
 主催 奈良で能を楽しむ会
 協力 NPO法人奈良能
 後援 奈良市
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第7回ありとほし薪能
 日時 9月19日午後5時始
 場所 泉佐野市泉佐野市長滝814蟻通神社舞殿
    荒天時、及び新型コロナウィルスが感染拡大時は昨年と同じ
      泉佐野市市場東1丁目295番地の1泉佐野市立文化会館エブノ泉の森ホール(大ホール)
 演目 演者
    お祓い
    巫女神楽奉納
    挨拶
    火入れ
    解説
    観世流一調「蟻通(ありどおし)」 梅若基徳 上田敦史
    大蔵流狂言「鬼瓦(おにがわら)」善竹忠重 牟田素之
    観世流能「船辨弁慶(ふなべんけい)」山中雅志
 入場料 前売り指定席 S1・S2 5,000円  前売り指定席 S3・S4 4,000円
     前売り指定学生席 1,500円
     当日券はそれぞれ500円増し
 主催 ありとほし薪能実行委員会
 お問い合わせ
   ありとほし薪能実行委員会事務局
    泉佐野市長滝814 蟻通神社社務所
    電話072-465-0897 FAX072-468-8343




一休寺薪能
 日時 10月5日(水) 
 場所 京田辺市薪里ノ内102 酬恩庵一休寺
     新型コロナウィルス感染拡大防止のため2年間開催中止となっていました一休寺薪能が、感染拡大防止に十分な対策を施して、
     重要文化財の方丈にて、一休禅師像の目と鼻の先で演じれます。
     一休寺には、観世流三代音阿弥、十五代元章、十九代清興の墓所があります。


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演目、演者
   決まりましたらお知らせいたします。

公演についてのお問合せ 
    NPO法人奈良能 電話 0742-24-5171(不在時留守電対応)
             E-mail npohoujin.naranoh@gmail.com





能meets北浜 林本大による事前講座の案内
 日時 10月7日(金)午後7時始め
 場所 大阪市中央区伏見町2-2-6青山町ビルB1北浜RONDO
 参加料 2.000円
 予約フォーム カルテットオンライン




奈良でたのしむ ならでは能
 日時 10月10日(月祝) 開場11時半 開演12時半
 場所 奈良市春日野町101 奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~
 演目、演者
    観世流舞囃子「小袖曽我(こそでそが)」山中雅志 井戸良祐
       仕舞「井筒(いづつ)」井上裕久
       仕舞「春日龍神(かすがりゅうじん)」梅若楢義
       舞囃子「絵馬(えま)」山階彌右衛門
    大藏流狂言「寝音曲(ねおんぎょく)」善竹忠亮 牟田素之
    観世流能「清経(きよつね)恋之音取(こいのねとり)」林本 大
     源平合戦に敗れ西国へ都落ちした平清経の宅には、妻が寂しく残されていた。そこへ清経の自殺を知らせる
     為淡津三郎が来て、遺髪を届ける。夫の自殺に驚く妻は、受け入れられず三郎に形見を突き返し、泣き伏せ
     てしまう。その妻のうたた寝の枕元に清経の霊が・・・。
     特殊演出「恋之音取」は、笛方にとっての重習。清経の霊の登場は、笛のみの独奏となり、その音色に誘わ
     れるように清経が現れ、笛が止むと清経も止まる。色んな思いが複雑に錯綜しながら妻の前に現れる様子が、
     「笛」と「無音」で表現される。
 入場料 前売券 特別指定席(お土産付)8,000円 
         自由席6.000円
         学生3.000円
     当日券 各+1.000円
 お申込、お問合せ
   カルテットオンライン
   e-mail  noh_dai05@yahoo.co.jp
   奈良春日野国際フォーラム甍 電話0742-27-2630
   奈良県文化会館(月曜日休館)電話0742-22-0200
   チケットぴあ:(要手数料)
    チケットぴあ Pコード指定席513720
    チケットぴあ Pコード自由席513719
   出演者(チケット販売の協力者)
  公演についてのお問合せ 
    NPO法人奈良能 電話 0742-24-5171(不在時留守電対応)
             E-mail npohoujin.naranoh@gmail.com
 主催 天理能楽教室
 協力 NPO法人奈良能・空晴

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東大寺盧舎那大仏発願 慶讃能
 日時 10月15日(木)午後1時半始(予定)
 場所 奈良市雑司町東大寺大仏殿前鏡池特設舞台
     雨天時は東大寺総合文化センター金鐘ホール
    天平15年10月15日(743年)聖武天皇が人々の幸せを願い大仏様を造ろうという詔を発せられ
    た事を記念し、出来た秋のお祭りです。
 演目 観世流能「小鍛治(こかじ)」山中雅志
    観世流仕舞「井筒(いづつ)」生一知哉
         「安達原(あだちがはら)」塩谷 惠
 拝観無料です。
 お問合せ NPO法人奈良能
        電話 0742-24-5171 (不在時留守電対応)
        E-mail npohoujin.naranoh@gmai.com




秘曲の奈良能特別公演
 日時 10月22日(土)
 場所 奈良市春日野町101 奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~
   昨年に引き続き前理事長・石原昌和が開催しておりました、「秘曲の奈良能」の催しを開催する予定です。
   転害門の古老によりますと、平成の御代が始まる前後に石原が、「秘曲鑑賞会 奈良能」という催しを
   豊島三千春先生(金剛流)、山中義滋先生(観世流)、金春欣三先生(金春流)方と始め、櫻間金記先生
   (金春流)も加わり、重習曲などを開催していたそうです。「奈良能」という名称はこの時に出来、後に
   この会は「なら燈花会能」に発展して今日に至ります。
   石原は進取の気性に富む人でしたので、異流が交流する実験的な舞台も計画していたようです。
   今回はなかなか奈良でお目にかかれない曲を公演予定です。
  演目、演者
     観世流能「野宮(ののみや)」山中雅志
     他
 お申し込み お問合せ
  NPO法人奈良能
    電話 0742-24-5171 (不在時留守電対応)
    E-mail npohoujin.naranoh@gmai.com




第44回なら芝能(予定)
 日時 11月5日(土)
 第一部午後1時~午後2時 
 場所 奈良市登大路町6-2 奈良県文化会館小ホール
   演目・内容 能楽入門講座と本日の曲目解説など
          参加料 未定です 解説冊子付き、第二部芝能にてイス席をご用意致します。
 第二部午後2時半~午後4時半 
 場所 奈良県庁前広場 芝生舞台
 演目 
  金剛流能「舎利(しゃり)」山田伊純
   他仕舞、一調 決まりましたらお知らせ致します。
   イス席は第一部参加者と有料席ですが、立ち席は無料で多くの方々にご覧いただきす。
チケット販売
  以下予定です。決まりましたらお知らせ致します。
  奈良能事務所 電話 0742-24-5171(不在時留守電対応) 
         E-mail npohoujin.naranoh@gmail.com
  奈良春日野国際フォーラム甍 電話0742-27-2630
   オンラインチケット www.i-ra-ka.jp/www.i-ra-ka.jp/
  奈良県文化会館 電話0742-22-0200(窓口販売のみ 月曜休館)
        チケットぴあ Pコード
 お申し込み お問合せ
  NPO法人奈良能
    電話 0742-24-5171 (不在時留守電対応)
    E-mail npohoujin.naranoh@gmai.com




秘曲の奈良能特別公演
 日時 11月19日(土)
 場所 奈良市春日野町101 奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~
   昨年に引き続き前理事長・石原昌和が開催しておりました、「秘曲の奈良能」の催しを開催する予定です。
    転害門の古老によりますと、平成の御代が始まる前後に石原が、「秘曲鑑賞会 奈良能」という催しを
    豊島三千春先生(金剛流)、山中義滋先生(観世流)、金春欣三先生(金春流)方と始め、櫻間金記先生
   (金春流)も加わり、重習曲などを開催していたそうです。「奈良能」という名称はこの時に出来、後に
    この会は「なら燈花会能」に発展して今日に至ります。
    石原は進取の気性に富む人でしたので、異流が交流する実験的な舞台も計画していたようです。
    今回はなかなか奈良でお目にかかれない曲を公演予定です。
  演目、演者
     宝生流能「花筐(はながたみ)」石黒実都
     他
 お申し込み お問合せ
  NPO法人奈良能
    電話 0742-24-5171 (不在時留守電対応)
    E-mail npohoujin.naranoh@gmai.com




金剛流特別公演
 日時 11月26日(土)
 場所 京都市上京区烏丸通中立売上ル金剛能楽堂
 演目、演者
    金剛流能「土蜘蛛(つちぐも)」宇高竜成
    他
 公演協力 NPO法人奈良能
        電話 0742-24-5171 (不在時留守電対応)
        E-mail npohoujin.naranoh@gmai.com




奈良で能を楽しむ会 特別公演 
 日時 12月3日(土)
 場所 奈良市春日野町101 奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~
 演目、演者
    金春流能「国栖(くず)」佐藤俊之
    他
 主催 奈良で能を楽しむ会
 協力 NPO法人奈良能
      電話 0742-24-5171 (不在時留守電対応)
      E-mail npohoujin.naranoh@gmai.com



新春わかくさ能
 日時 令和5年1月9日(月)祝日 開演午後
 場所 奈良市春日野町101 奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~
 演目、演者
    観世流能「安宅(あたか)」山中雅志
    他解説、仕舞 決まりましたらお知らせします。
 お申し込み お問合せ
  NPO法人奈良能
    電話 0742-24-5171 (不在時留守電対応)
    E-mail npohoujin.naranoh@gmai.com

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# by easysailing | 2022-08-07 21:00 | 演能予定

バスタDE能楽入門講座

バスタDE能楽入門講座
 日時 8月7日(日)9:30開場 10:00開講
 場所 奈良市登大路町76奈良公園バスターミナル レクチャーホール
 内容 能楽ワークショップ お能ってなに! 能の楽器をさわってみよう
     大倉流小鼓方 荒木建作
     観世流大鼓方 森山泰幸
     観世流シテ方 山田 薫

   開演間に「黒塚」上映
   能面、能の歴史他解説 山田 薫

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   独調「駒之段」 山田 薫 森山泰幸
   大鼓の解説 森山泰幸

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   一調「笠之段」山田 薫 荒木健作
   小鼓の解説 荒木健作

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   連調「経正キリ」 山田 薫 荒木健作 森山泰幸

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   小鼓、太鼓体験

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 参加費 無料です
 お問い合わせ
  NPO法人奈良能
    電話 0742-24-5171 (不在時留守電対応)
    E-mail npohoujin.naranoh@gmai.com

# by easysailing | 2022-08-07 18:00 | 演能日誌

なら燈花会能

なら燈花会能 
 日時 8月6日(土)午後1時半始め(開場午前12時半)
 場所 奈良市春日野町101 奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~
 演目、演者
    解説 
    観世流仕舞「班女(はんじょ)」塩谷 惠
         「大江山(おおえやま)」山下あさの
         「龍虎(りょうこ)」観世淳夫 観世銕之丞
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    本日の演目「三山」解説 山下あさの
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    観世流能「三山(みつやま)」山中雅志
     僧良忍は大和の国で里女に大和三山について尋ねたところ、香久山に住む公成が、畝傍山の桜子と
     耳成山の桂子の女二人に二股を掛け、男が桜子になびき、桂子は池に身を投げたことを語り、里女は
     桂子であると名乗って消えます。良忍が弔いの念仏を唱えていると、桜子、続いて桂子の亡霊が現れ、
     嫉妬に憑かれてうわなり打ちを始めますが、良忍の念仏により恨みも晴れ、夢となります。

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お問合せ
  NPO法人奈良能
    電話 0742-24-5171 (不在時留守電対応)
    E-mail  npohoujin.naranoh@gmai.com

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# by easysailing | 2022-08-06 20:00 | 演能日誌

文化村DE能楽入門講座 お能って何?

文化村DE能楽入門講座
 日時 7月16日(土)9:30開場 10:00開講
 場所 天理市杣之内町437-3なら歴史芸術文化村 芸術文化体験棟文化村ホール
 内容 能楽ワークショップ お能ってなに! 能の楽器をさわってみよう
     観世流大鼓方 森山泰幸
     金春流シテ方 佐藤俊之
      森山泰幸師 佐藤俊之師の能の歴史、五番立の説明のあと9月3日演じられる「翁付き高砂」仕舞、面の解説。
      佐藤俊之師森山泰幸師の独調「高砂」
      その後、参加者に大鼓の体験、打っていただきました。
 参加費 無料です
 主催  NPO法人奈良能
      電話 0742-24-5171 (不在時留守電対応)
      E-mail npohoujin.naranoh@gmai.com

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# by easysailing | 2022-07-16 18:00 | 演能日誌

薪御能

薪御能 
 近年、各地で野外能や薪能が行われていますが、古来、薪能といえば、興福寺南大門前の芝生で演じられ
 てきたものを指し、各地の薪能は戦後これに倣ったものです。
 869年、興福寺修二会で薪猿楽が舞われたと伝えられており、能楽が大成される室町時代に、最も盛況を
 極めたといわれています。
 5月20日(金)は午前11時より春日大社舞殿で「咒師(しゅし)走りの儀」、21日(土)は午後1時半
 より春日大社直会殿で「御社上り(みやしろあがり)の儀」が奉納された後、午後5時半から、興福寺南大門
 跡般若の芝で「南大門の儀」が執り行われました。

 一日目
 咒師走り(しゅしはしり)の儀
  日時 5月20日(金)午前11時始め
  場所 奈良市春日野町春日大社舞殿 
  演目 まず始めに春日大社神職より「はじめ」の一声
     金春流能 「翁(おきな)」 金春流宗家 金春憲和 他
          「千歳(せんざい)」 「延命冠者(えんめいかじゃ)」茂山千五郎 
          「三番三(さんばそう)」大藏彌太郎
            ここで奉納される「翁」は、浄衣姿の三人の翁と、素襖姿の三番三と千歳とで勤める古
            いかたちを留め、また「十二月往来」は、現行観世流のものより一段と古雅な詞章を伝
            え、宝数えのめでたい章句がつくのが特徴です。

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     「下行」 春日大社より演者に褒美として神饌と神酒が与えられる儀式

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  南大門の儀
  日時 5月20日(金)午後5時半始
  場所 奈良市登大路町48興福寺南大門跡般若の芝
     五重塔の大規模修理が今年秋より始まり素屋根に覆われますので、舞台から望める五重塔も今年限りです。
     薪御能の提灯は、奉行所から始まり、在寧の金春流他大和4座が並びます。
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  演目 舞台あらため・外僉義(げのせんぎ) 興福寺衆徒
       当初 薪御能では、舞台が野外の芝生であったため、「和紙三枚を踏んで湿り気があれば公演
       を中止する」という取り決めがありました。現在では敷き舞台の上で行うためその必要はあり
       ませんが、芝の湿り具合いで能の有無を定めていた事を今に伝えるため演能の前に興福寺衆徒
       (僧兵)により「舞台あらため」が行われ、人々にその結果を伝える外僉義文が読み上げられ
       ます。
       これらの儀式は他では見ることのできない薪御能だけの特色です。

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     金春流能「葛城(かづらき)」金春安明
      出羽の羽黒山の山伏(ワキ)が大和の葛城山で雪に降られ困っていると、手に木の小枝を持つ里女
      が現れて自分の庵に案内し、夜寒になるとしもとを解き焚き火をしてもてなす。しもとの事を尋ね
      ると、雪山の中で集め束ねた木の枝をしもとと言い、葛城山に縁が深く古今集の古歌を引く。山伏
      が後夜の勤めをしようとすると、女は蔦葛で身を縛られていて三熱の苦しみを訴えて、加持祈祷を
      してほしいと言うので、その訳を聞くと自分は葛城の神であるが、昔、役の行者に命じられた橋を
      懸けなかったが為と答え姿を消す。
      里人(アイ)から葛城山の岩橋の話を聞き夜もすがら女神のために祈祷していると、葛城の神が
      現れ三熱の苦しみから解かれたことを喜び、縛られている様や見苦しい顔ばせを恥ながらも、舞を
      舞い夜明けにならぬうちにと岩戸のうちに姿をかくす。
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     火入れ 興福寺衆徒

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     大藏流狂言「飛越(とびこえ)」茂山忠三郎 山口耕道
      茶の湯に誘われた男が出家して間もない新発意(しんぼち)を伴い出かける。途中小川にさしかかり
      男は簡単に飛び越えるが、臆病者の新発意は飛び越えることができず、川にはまり濡れ鼠になってし
      まう。男に笑われた新発意は。。。。。。。

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     金剛流能「鵜飼(うかい)」金剛流宗家 金剛永謹
       安房国の僧侶たちが甲斐国石和に辿り着く。宿を得られず川の御堂で泊まることと
       なった一行は、夜に鵜使いの老人に出会う。僧はその老人に、殺生の罪深さを説き鵜飼
       を続けることをることをやめるよう諭すが、老人はその生業を止めることができないと嘆く。
       一行の者が、以前その鵜使いに殺生をやめるよう説諭したと言うと、老人はその鵜飼いは
       死んだと言い、数年前に密漁で捕まり見せしめに殺された最期を語ると、実は自分こそ鵜使い
       の亡者だと打ち明け、懺悔に鵜を使う様を僧たちの眼前に再現し、姿を消す。
       僧たちが法華経を石に書き弔っていると、地獄の鬼が現れ、鵜使いの亡者は救われたことを
       告げる。
     附祝言

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主催 薪御能保存会
 お申込、お問合せ 0742-30-0230 奈良市観光協会内




 薪御能 二日目
 御社上り(みやしろあがり)の儀
  日時 5月21日(土)午後1時半始
  場所 奈良市春日野町春日大社直会殿 
      本年は若宮社御造替の為、直会殿での奉納となりました。
      演能は、移殿におられる若宮様に金春権ノ守が一拝して始まり、一拝して終わります。
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  演目 金春流能「野守(のもり)」金春穂高
       羽黒山の山伏が大峰葛城山に行く途中、春日の里に着き、折りよく出会った老人に謂れのありそ
       うな池について尋ねると、自分達のような野守が姿を写すので「野守の鏡」と言うと答え、本当の
       野守の鏡とは昼間は人となり、夜には鬼となって野を守る鬼神の持っていた鏡の事だと語る。山伏
       がまことの鬼の持つ野守の鏡を見たいというと、それを見れば恐ろしく思うだろうから、この水鏡
       を見るようにと言い捨てて、老人は姿を消す。
       里人に野守の鏡について詳しく聞かされ、先程の老人は鬼の化身かと思い姿を消した塚の前で祈って
       いると、鬼神が野守の鏡を持って現れ、天地四方八方をくまなく写しだし、すはや地獄に変えるぞと、
       大地を踏み破って奈落の底へ入って行く。
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     「下行」  春日大社より演者に褒美として神酒が与えられる儀式

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  南大門の儀 午後5時半始
  場所 奈良市登大路町48興福寺南大門跡般若の芝
  演目 舞台あらため・外僉義(げのせんぎ)興福寺衆徒

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     観世流能「玉鬘(たまかずら)」観世喜正
       旅の僧が長谷寺に参詣途中、初瀬川にさしかかり小舟に乗った女と出会う。女は僧を二本杉に案内
       し、玉鬘のいわれを語り弔いを求めて消え失せる。
       僧が弔いをしていると、恋の妄執苦しむ玉鬘の霊が現れ、苦患を見せながらも妄執を翻し懺悔して
       成仏する。
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     火入れ 興福寺衆徒

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     大藏流狂言「棒縛(ぼうしばり)」茂山千乃丞 茂山あきら
       留守中に盗み酒をする二人の召使いを、縛り上げて安心して出掛けた主人。飲めぬとなれば
       どうしても飲みたくなるのが酒飲みの性。まんまと酒にありつき、飲めや歌えの大酒盛り。
       さて・・・・

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     宝生流能「春日龍神(かすがりゅうじん)」辰巳満次郎
       明恵上人の入唐渡天の決意を聞いた宮守は、仏滅の今は春日山こそ霊鷲山に等しいから、入唐を
       思い止まるようにと言い、代わりに釈迦の生涯を見せる約束をする。この宮守は春日明神に鹿島
       より供をして来た時風秀行であった。やがて大地が震動し龍神は八大竜王をはじめとして諸王が
       眷(けん)属を引き連れ仏の会座に列する。釈迦の一生をすべて目前にした上人に、入唐渡天を
       思い止まった事を確認した龍神は猿沢の池水を蹴立て蹴立てて、その丈千尋の大蛇となって水底
       に姿を消す。
     附祝言

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薪御能関連企画として、薪御能入門講座「御能を楽しむ、奈良で楽しむ」が両日共、興福寺、興福寺会館(三重塔横)にて開催されました。
一日目 5月20日午後1時半より 金春流シテ方金春穂高師
二日目 5月21日午後3時半より 宝生流シテ方辰巳満次郎師
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主催 薪御能保存会
 お申込、お問合せ 0742-30-0230 薪御能保存会(奈良市観光協会内)

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# by easysailing | 2022-05-21 21:00 | 演能日誌