平成30年演能予定

なら燈花会能
 日時 8月11日(土) 午後1時始め 本日の演目解説 午後2時始 なら燈花会能
 場所 奈良市春日野町101 奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~(旧奈良県新公会堂)

  演目 本日の演目解説 NPO法人奈良能理事長 石原昌和 他

     金春流能「定家(ていか)」櫻間右陣
都一見の僧が千本あたりで夕景色を眺めていると、にわかに時雨が降り、かたわらにある由緒ありげな
亭に立ち寄る。そこに一人の女が現れ、これは藤原定家卿が建てた時雨の亭であると語り定家の歌を口
ずさみ亡き世に残る跡を懐かしみ、さらに式子内親王の墓に案内する。内親王と定家の忍ぶ恋の物語り、
内親王の死後定家の執心葛となって墓に纏わり付き互いの苦しみ離れず救いを求め消えて行く。


     観世流仕舞「鐘之段(かねのだん)」塩谷惠
          「殺生石(せっしょうせき)」山下あさの
          「清経(きよつね)」佐野和之
          「松風(まつかぜ)」観世芳伸
          「松虫(まつむし)」生一知哉


     大藏流狂言「口真似(くちまね)」茂山あきら 茂山童司 丸石やすし
銘酒を一樽貰った主人、心安い人と飲みたいものと思い、太郎冠者を呼び出し、面白い人を呼んでくる
ように言い付ける。太郎冠者が呼んできた人を見て主人は驚いた。それは恐ろしく酒癖の悪い男、追い
返せとは言ったものの、太郎冠者にとめられ仕方なく振舞って帰すことにする。
さてさてさてその結末は。


     観世流能「石橋 大獅子(しゃっきょう)」山中雅志
入麿した寂昭法師が清涼山に来て目前にある石橋を渡ろうと詳しく橋について尋ねようと人の来るのを待っ
ていると、一人の童子が現れる。向かいは文殊菩薩の浄土清涼山よくよく拝むようにと言い、石橋を渡ろう
とする法師に、並大抵の修行では渡ることの出来ない橋であると戒める。この橋は千丈余の谷に巾一尺足ら
ず、表面は滑らかな苔に覆われ、長さ三丈余、人間が渡した橋ではなく自然に出現したものだと語り、やがて
影向の時が来ると述べて姿を消す。文殊菩薩の使獸の獅子が現れ、牡丹の花に戯れ舞い遊び御世を祝福し
て千秋万歳と舞納める。



お問い合わせ NPO法人奈良能 電話l 0742-22-2660
    前売り 一般5000円 学生2500円
    当日  一般6000円 学生3000円
    当日午後12時より座席指定


e0078706_11104765.jpge0078706_11105574.jpg



一休寺薪能
 日時 9月24日前後 (5月までには決まります)
 場所 京田辺市薪里ノ内102酬恩庵一休寺
    今年で第34回を迎えます一休寺薪能が、重要文化財の方丈にて、一休禅師像の目と鼻の先で演じられます。また一休寺には、観世流三代音阿弥、十五代元章、十九代清興の墓所があります
 演目 演者


第15回国際歯科麻酔学会
 日時10月5日
 演目 演者
 関係者だけの演能です。


東大寺盧舎那大仏発願 慶讃能
 日時 10月15日(月)午後1時半始
 場所 奈良市雑司町東大寺大仏殿前鏡池特設舞台
     雨天時東大寺総合文化センター金鐘ホール
 天平15年10月15日(743年)聖武天皇が人々の幸せを願い大仏様を造ろう
 という詔を発せられた事を記念し、出来た秋のお祭りです。

 演目 演者 能1番 仕舞4番



桃香野八幡社祭礼奉納

 日時 10月21日(日) 午前12時頃 始
 場所 奈良市月ヶ瀬村桃香野 八幡神社
 演目 「翁舞(おきなまい)」
     おひねりの投げ入れがある、珍しい型式です
     小学生による狂言


第41回なら芝能能
日時 10月27日(土)
第一部午後1時~午後2時
 場所 奈良市登大路町6-2奈良県文化会館小ホール
 演目・内容 能楽入門講座と本日の曲目解説など   参加料 有料ですが、第二部芝能にてイス席をご用意致します。

第二部午後2時半~午後4時半
 場所 奈良市登大路町奈良県庁舎前広場 芝生舞台
     立ち席は無料ですが定員制限設けます。

 演目 演者


大神神社 酒祭り清興
 日時 11月14日(火)正午始
 場所 桜井市三輪1422大神神社
 演目 演者 清興狂言


等彌神社 献灯祭
 日時 11月23日頃 (5月には決まります)午後6時始
 場所 桜井市桜井1176等獼神社
 演目 金春流神楽式「翁(おきな)」
    金春流仕舞


<春日若宮おん祭
日時 12月17日(月)
場所 奈良市春日大社参道 春日大社若宮御旅所
松の下式 午後1時半頃
場所 春日一ノ鳥居 影向ノ松前
演目 高安流 「開口(かいこう)」高安勝久 
   金春流 「弓矢立会(ゆみやたちあい)」
   大藏流 「三笠風流(みかさふりゅう)」
御旅所ノ式 午後5時頃
      お渡り式のあと、お旅所祭に奉納されます。
場所 春日若宮御旅所御神前
   金春流 「神楽式(かぐらしき)」
   大藏流  「鈴の段(すずのだん)」


春日若宮おん祭 後宴能
日時 12月18日(火)午後2時始
場所 奈良市 春日大社参道 春日大社若宮御旅所
後宴之式能  春日若宮おん祭が無事終わったことを祝し、後宴能が開かれます。
演目 演者




NPO法人奈良能

  〒630-8271 奈良市坊屋敷町42
  電話 0742-22-2660


[PR]
# by easysailing | 2018-07-30 17:47 | 演能予定

しまなみ海道薪能

第20回しまなみ海道薪能
日時 7月22日午後5時45分始 
 場所 愛媛県今治市大三島町宮浦 大山祇神社
   源義経をはじめとする武将が奉納し国宝・重文指定を受けているの甲冑の8割が集まっている瀬戸内海大三島、大山祇神社大楠
   (国指定天然記念物)前にて、神秘なる楠の樹精の下で薪能が催されました。

演目 神前奉納(午後4時始) 一昨年に355年ぶり建て替えられた神門を背として演じられました。
     観世流仕舞「高砂(たかさご)」大槻裕一
     大倉流独鼓「春栄(しゅんえい)」 大倉伶士郎 寺沢幸祐

e0078706_18174152.jpge0078706_18180965.jpg



   本日の演能解説 大山祇神社三島宮司 NPO法人理事長石原昌和 観世流シテ方井戸良祐

e0078706_18200452.jpge0078706_18201134.jpg

e0078706_18201976.jpge0078706_18202411.jpg



   観世流仕舞「融(とおる)」大槻文藏
  都六条「河原の院」の旧跡を訪ねた旅僧の前に潮汲みの老人が現れ、ここは左大臣源融の旧邸で奥州塩竈の浦を模し、難波の津
    から海水を運ばせ塩を焼かせて楽しんだと昔を偲ぶ。名所教えをした後、老人はふと思い出したかのように塩を汲み、姿を消した。
    その夜、僧の夢の中に在りし日の姿で大臣の亡霊が現れ、月光の下で楽しげに舞を舞い、月を愛で夜明けとともに月の都へ消えて行く。

e0078706_18224771.jpg



   大藏流狂言「鬼瓦(おにがわら)」茂山千三郎
    訴訟事で長らく在京し、やっと事叶った遠国の大名、これも日頃信仰するお薬師様のお蔭であろうと、太郎冠者を連れて因幡堂に参り
    に来る。
    お薬師寺様を国元へ勧請しようと思い、御堂をみているうちに破風の上の鬼瓦に目が止まる。急に泣き出した大名、鬼瓦が誰かの顔に
    よく似ていると。誰の顔か・・・国元の妻の顔。懐かしさに涙を流したが、冠者にもうすぐお会いになれると言われて、そうじゃそうじゃ
    とめでたく笑い止め。

e0078706_18234406.jpge0078706_18235169.jpg


e0078706_18235702.jpge0078706_18240399.jpg


火入れ
e0078706_18265969.jpge0078706_18270278.jpg



    観世流能「羽衣(はごろも)和合之舞」観世流宗家 観世清和
     三保の松原の漁師白竜がのどかな浦の景色を眺めていると、良い匂いがする。見ると松の枝に美しい衣がかかっている。家宝にしよ
     うと思い、持ち帰ろうとすると女性が現れ「それは天人の羽衣といって人間の持つものではない、もとの通り返してほしい」と言う。
     天人のものと聞いて国の宝にしようと思い、白竜は返そうとしない。羽衣なくては天に帰れないと嘆き悲しむ姿を見て哀れに思った
     白竜は、羽衣を返すかわりに天人の舞楽を見せてほしいと頼むと天人は喜び、霓裳羽衣の曲を奏し後世に「駿河舞」として伝えられる
     舞を舞い、七宝充満の宝をこの国土に降らし、春霞みのなか天上に帰っていく。

e0078706_18285719.jpge0078706_18290309.jpg

e0078706_18290775.jpge0078706_18291214.jpg

e0078706_18291697.jpge0078706_18292330.jpg



 

e0078706_11075907.jpge0078706_11075241.jpg



[PR]
# by easysailing | 2018-07-22 20:00 | 演能日誌

京都薪能

京都薪能
日時 6月1日(金)、2日(土)
場所 平安神宮特設舞台
演目 一般社団法人京都能楽界にお問い合わせ下さい。
[PR]
# by easysailing | 2018-06-01 20:00 | 演能日誌

薪御能 二日目

二日目
 御社上り(みやしろあがり)の儀
  日時 5月19日(土)午前11時始
  場所 奈良市春日野町春日大社若宮社
      「社頭法楽」の最も古いかたちとも言える御社上りの儀は、神殿を背にして、「四方正面」の型で行
      なわれ、また橋掛かり通常の反対で右側となり、非常に珍しい舞台となります。

  演目 金春流能「玉葛(たまかづら)」金春穂高
僧が長谷寺参詣を思い立ち、初瀬川にたどり着くと川に棹さす舟がやってくる。舟を操る女はこの
川が和歌にも詠まれた名所であると教え、二本の杉に案内し、玉葛と右近の邂逅の物語を教える。
さらに玉葛の不遇の身の上を語ると、自分こそその玉葛であるとほのめかし弔いを求めて消える。
僧の弔いに、心乱れる有様で現れた玉葛の霊。深い迷いの心を晴らして成仏する。


     「下行」  春日大社より演者に褒美として神酒が与えられる儀式



 南大門の儀 午後5時半始
  場所 奈良市登大路町48興福寺南大門跡般若の芝
  演目 舞台あらため・外僉義(げのせんぎ)興福寺衆徒


e0078706_11191132.jpge0078706_11191992.jpg

e0078706_11175447.jpg


     金春流能「頼政(よりまさ)」金春安明
諸国を廻る僧が都から南都へ向かう途、宇治に立ち寄る。そこに老人が現れ、宇治の名所を教え、
さらに平等院へと導くと、頼政が自害した跡だという扇の芝について語る。すると老人は自分こそ
がその頼政であると名乗り姿を消す。里人から頼政の自害をした宇治の合戦について聞いた僧が、
仮寝をしていると、法体で甲胄を着た頼政の幽霊が現れ自らの境遇を語りだす。頼政の霊は弔いを求
めて消えていく。


e0078706_11213508.jpge0078706_11214324.jpg

e0078706_11214927.jpge0078706_11215874.jpg


     火入れ 興福寺衆徒


e0078706_11235004.jpg


     大藏流狂言「梟(ふくろう)」茂山千三郎 茂山忠三郎
山から戻った兄太郎冠者は様子がおかしい。日ごろからお世話になっている山伏を呼ぶ。兄が奇声を
あげることから、山で巣を下ろしたことが原因で梟に取り憑かれた、と悟った山伏は、烏の印を結び
祈祷をはじめる。しかし、その効力はなく、逆に弟もそして山伏も梟に取り憑かれてしまう。


e0078706_11250298.jpge0078706_11250853.jpg

e0078706_11251593.jpge0078706_11252339.jpg


     観世流能「巻絹(まきぎぬ)」観世喜之
廷臣は熊野に行き千疋の巻絹を集める旨を述べ、従者とその任にあたる。そのころ都からの使者は巻
絹を携え熊野に向かう。その途次、音無天神に立ち寄り手向けの和歌を詠じる。そのため遅参し、使者
は廷臣に糾問され縛り上げられる。すると、音無天神が憑依した巫女が現れ、使者が遅れた理由を説明
し男を救う。女は和歌の威徳を賛えて舞い、続けて祝詞を捧げ舞い狂う。やがて憑依していた音無天神
は巫女から離脱、女は正気を取り戻す。


e0078706_11272037.jpge0078706_11272891.jpg

e0078706_11273879.jpge0078706_11274588.jpg


     附祝言
[PR]
# by easysailing | 2018-05-19 21:00

薪御能 初日

薪御能 
近年、各地で野外能や薪能が行われていますが、古来、薪能といえば、興福寺南大門前の芝生で演じられて
きたものを指し、各地の薪能は戦後これに倣ったものです。
869年、興福寺修二会で薪猿楽が舞われたと伝えられており、能楽が大成される室町時代に、最も盛況を極
めたといわれています。
18日は午前11時より春日大社舞殿で「咒師(しゅし)走りの儀」、19日は午前11時より春日大社若宮社で
「御社上り(みやしろあがり)の儀」が奉納された後、午後5時半から(18日は雨天予想のため奈良県文化会館
国際ホールにて)興福寺南大門跡般若の芝で「南大門の儀」が執り行われました。

一日目
 咒師走り(しゅしはしり)の儀
  日時 5月18日(金)午前11時始め
  場所 奈良市春日野町春日大社舞殿 
  演目 金春流能 「翁(おきな)」 金春憲和 他
         「千歳(せんざい)」 「延命冠者(えんめいかじゃ)」 茂山千五郎
         「三番三(さんばそう)」 大藏彌太郎
      ここで奉納される「翁」は、浄衣姿の三人の翁と、素襖姿の三番三と千歳とで勤める古いかたち
      を留め、また「十二月往来」は、現行観世流のものより一段と古雅な詞章を伝え、宝数えのめで
      たい章句がつくのが特徴です。
    「下行」  春日大社より演者に褒美として神饌と神酒が与えられる儀式


e0078706_10270114.jpg

e0078706_10271023.jpge0078706_10272648.jpg

e0078706_10274570.jpge0078706_10280347.jpg


e0078706_10281511.jpge0078706_10283825.jpg

e0078706_10285277.jpg

e0078706_10290737.jpg


 南大門の儀
  日時 5月18日(金)午後5時半始
  場所 奈良市登大路町48興福寺南大門跡般若の芝
  演目 舞台あらため・外僉義(げのせんぎ) 興福寺衆徒
       当初 薪御能では、舞台が野外の芝生であったため、「和紙三枚を踏んで湿り気があれば公演を
      中止する」という取り決めがありました。現在では敷き舞台の上で行うためその必要はありませ
      んが、芝の湿り具合いで能の有無を定めていた事を今に伝えるため演能の前に興福寺衆徒(僧兵)
      により「舞台あらため」が行われ、人々にその結果を伝える外僉議文が読み上げられます。
      これらの儀式は他では見ることのできない薪御能だけの特色です。


e0078706_10514502.jpg


     宝生流能「俊成忠度(しゅんぜいただのり)」辰巳満次郎
一ノ谷の合戦で忠度を討ちとった岡部六弥太忠澄が俊成のもとへ忠度の歌が書かれた短冊を持って
来る。すると俊成の前に忠度の霊が現れ、『千載集』に自分の名前が記されていないことを嘆くの
であった。忠度と俊成は和歌について語り合うが、修羅の苦しみが忠度を襲う。忠度は修羅道の戦い
の様子を見せると、夜明けとともに姿を消すのであった。

e0078706_10523588.jpge0078706_10524654.jpg

e0078706_10525622.jpge0078706_10531152.jpg




     火入れ 興福寺衆徒


e0078706_10572850.jpg


     大藏流狂言「雁礫(がんつぶて)」茂山千五郎
  弓矢の名手を自負する大名が雁を射ろうとするがなかなか定まらない。そこに男が現れて石礫を打ち、
あっさりと雁を仕留めてしまう。大名は男を呼び止め、雁は自分が弓矢で射たのだと言い張って権利を
主張しはじめるが、男は譲らない。大名は弓矢で脅し、男は逃げて助けを呼ぶ。そこに駆けつけた男が
済人を申し出る。事情を聴いた済人は雁をもとの場所に置き、大名が射ることを提案する。先程の雁を置
いて射させるが、放たれた矢は外れ、男が雁を持って去る。


e0078706_11034304.jpge0078706_11035119.jpg

e0078706_11035822.jpge0078706_11040638.jpg


     金剛流能「黒塚(くろづか)」金剛流宗家 金剛永謹
諸国行脚の熊野修験の東光坊祐慶とその一行が陸奥安達ヶ原で日が暮れてしまう。そこに明かりの見え
たひとつ家に宿を求める。老女は気の毒がりしぶしぶ二人に宿を貸すのであった。客人をまえに糸繰をま
わし、世の無常を嘆く老女、やがて薪を拾いに行くと述べ、閨を覗かないようと強く言い置き、女は家を出
る。禁じられると見たくなる。二人は閨を覗くと、そこには腐乱した死体の山。女は安達ヶ原の黒塚に籠る
鬼であった。あわてて逃げ出す二人に鬼女が秘密を暴かれた怒りに燃えて追いかけ、取って喰わんとする。
翻って二人は必死に法力で立ち向かう。五大尊明王に祈ると鬼女は弱り果て、己の姿に恥じ入りながら去っ
ていく。


e0078706_11074855.jpge0078706_11091151.jpg

e0078706_11092097.jpge0078706_11092678.jpg


     附祝言

[PR]
# by easysailing | 2018-05-18 21:00 | 演能日誌

櫻間初花会

櫻間初花会
 日時 5月5日(火)11時始
 場所 埼玉県越谷市花田こしがや能楽堂
 演目 金春流舞囃子「羽衣(はごろも)」「三輪(みわ)」

    金春流仕舞 独吟 連吟 金春流シテ方今井節 社中

[PR]
# by easysailing | 2018-05-05 18:00 | 演能日誌

東大寺盧舎那仏慶讃能

東大寺盧舎那仏慶讃能
日時 5月2日(火)午後3時始
  場所 奈良市雑司町東大寺 大仏殿前鏡池上特設舞台
     雨天のため 奈良市春日野町101奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~
にて奉納されました。
演目 
 観世流仕舞「田村(たむら)」山下あさの
      「小塩(おしお)」塩谷 惠
e0078706_21154448.jpge0078706_21155706.jpg


 金春流連吟「玉葛(たまかつら)」辻本 實 他
e0078706_21172308.jpg


 観世流能「屋島(やしま)」山中雅志
  屋島での源平の合戦の模様―義経の立派な大将軍のいで立ち、景情と三保谷の錣引、佐藤継信と
  菊王丸の壮烈な最期―を旅僧に語った漁師は、義経の幽霊であった。やがて僧の夢の中に甲冑姿
  で現れた義経の幽霊は、まだ屋島に執心が残っていると語り、落とした弓を取られまいと身の危険
  も顧みず拾い上げた弓流しの様や修羅道での戦いを見せたかと思うと春の夜は明け夢はさめ、浦
  風の音が聞こえるのみ。

 附祝言
e0078706_21184575.jpge0078706_21185482.jpg

e0078706_21190597.jpge0078706_21191455.jpg

e0078706_21192822.jpge0078706_21195236.jpg

[PR]
# by easysailing | 2018-05-02 21:00 | 演能日誌

春の大神祭後宴能

春の大神祭後宴能
日時 4月10日(月)午前12時始
場所 桜井市三輪1422大神神社 斎庭
演目
金春流素謡「翁(おきな)」櫻間右陣
 翁の詞章、(しんか)とも言う。翁は天下泰平国土安穏を祈る儀礼の曲で、神聖視され、
 神事能や祝賀能等の催しでは初めに「翁」を演じ、後に常の能狂言を続けるのがきまりで
 ある。奈良は古い土地で各所に能以前の翁の詞章が残っています。

e0078706_13535717.jpg


大藏流狂言「福之神(ふくのかみ)」茂山千作
 三輪明神を崇敬しいつも歩みを運ぶ友人二人は今日も年籠りをと誘い合いご神前にお参り
 する。山に向かい「福は山へ」と豆まきをすると、どこからともなく高らかな笑い声を上
 げながら現れたお方がある。驚いた二人がどなた様かと尋ねると「福の神」と名乗る。な
 にか忘れてないかと言われお神酒をおつぎすると「楽しうなるよう」と謡い舞いまた高ら
 かな笑い声とともに姿を消す。
 地謡に大神神社神官が出仕されています。

e0078706_13561607.jpge0078706_13561686.jpg

e0078706_13561789.jpge0078706_13561700.jpg


金剛流仕舞「高砂(たかさご)」金剛龍謹

e0078706_14001302.jpg



観世流能「三輪(みわ)」大槻文藏
 三輪山の麓に庵をむすぶ玄賓僧都のもとに、いつも樒と閼伽の水を供えに来る女性がい
 る。今日とても庵に入り「罪を助けてたぴ給え」と僧都に頼み帰りぎわに僧都に衣を所望
 する。女の住まいはと問うと三輪の里、杉立てる門を導べにと告げて姿を消す。
 里人がお参りに来てご神前で杉の枝に僧都の衣がかかっているのを見つけその由を僧都に
 伝え参詣されるようにと勧めて退場。しるしの杉を尋ねて神垣に行くと衣がかかってお
 り、褄に金色の文字で「三つの輪は清く清きぞ唐衣 くると思うな 取ると思わじ」と歌
 が書かれている。すると中より声するので、末世の衆生のために姿を見せて下さいと言う
 と「女姿と三輪の神」が現れ、三輪の神婚説話が語られ、さらに天照大神の岩戸隠れの神
 話を再現し神楽を舞い、伊勢の神と三輪の神は一体分身だと説く。といつの間にか夜も明
 けて僧都の夢は覚める。
 三輪の神は、本曲でうたわれる通り大和の女の許に夜だけ通ってくる男の神であり、古事
 記によれば大物主の神であるが、能では女姿として現れる

e0078706_14010977.jpge0078706_14011000.jpg


e0078706_14011069.jpge0078706_14011088.jpg


観世流一調「屋島(やしま)」井戸良祐 荒木健作
観世流仕舞「網之(あみのだん)」大槻裕一

e0078706_14031433.jpge0078706_14031435.jpg



金剛龍能「車僧(くるまぞう)」金剛流宗家 金剛永謹
昔々嵯峨野に、車僧という風変わりな僧がいたそうで、何が風変わりかというと、彼の日課は、
牛も引かないのに動くという、今にも空中分解しそうなオンボロ車であちこちを行き来すると
いうものであった。ある日、いつものごとく車僧は、愛車破れ車号に乗り込み、嵯峨野の西山
の麓で雪景色を眺めに行くと、そこに山伏が現れ、禅問答をしかけてくるのであった。しかし、
そのとき車僧少しも騒がず、簡単に山伏を言い負かしてしまうのでありました。実はこの山伏、
愛宕山の天狗が変装した者で、物好きにも変わり者車僧を魔道に誘い込み、仏法を妨げようと
考えての行動であった。
しばらくし、今度は大天狗の姿で『ほしがりません勝つまでは』の精神で、今一度、車僧に行く
らべを挑みますが、車僧は、必殺技の法力を使い、大天狗に仏法を妨げることをあきらめさせ
るのでありました。
こうして車僧の一日は、何もなかったかのごとく過ぎてゆくのでありました。めでたし。めでたし。

e0078706_14043874.jpge0078706_14043808.jpg
e0078706_14043818.jpge0078706_14043851.jpg

陪観無料です。

御供まき(午後3時半ごろ)
お茶席奉仕 石原社中

e0078706_14065258.jpge0078706_14065276.jpg


[PR]
# by easysailing | 2018-04-10 18:00 | 演能日誌

奈良先端科学技術大学院大学 入学式

奈良先端科学技術大学院大学 入学式
日時 4月5日(水)10時40分始
関係者だけの演能です。

[PR]
# by easysailing | 2018-04-05 18:00 | 演能日誌

新春わかくさ能

新春わかくさ能
日時 平成30年1月8日(月 祝日)
 奈良市春日野町101奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~
第一部 午後1時~午後2時 
 能楽入門講座と体験講座 NPO法人奈良能理事長石原昌和 金春流シテ方櫻間右陣師 観世流シテ方井戸良祐師 山中雅志師 観世流大鼓方森山泰幸師他
     本日上演される演目の解説と、参加者一同で謡の体験、小鼓・大鼓の体験して頂
     きました。

e0078706_19094433.jpge0078706_19095071.jpg
e0078706_19095589.jpg

     エントランスホールでは面・装束の展示、特に山姥関係の面装束展示しました。

e0078706_19124656.jpge0078706_19124211.jpg
e0078706_19123969.jpg


第二部 わかくさ能
    金春流舞囃子「青丹吉(あおによし)」長谷猪一郎
     高濱虚子は「東京放送局(現NHK)から奈良朝のことを謡に作るように依頼を受け、その曲に奈良は金春
     流に縁故が深いので櫻間金太郎に作曲と実演を頼み、その後金太郎は型、拍子づけを完成した。奈良朝と言
     えば規模雄大に文物凜然たる様が想像される」と述べ、堂塔伽藍、春日山、嫩草山、光明皇后と施薬院、遣
     唐使に阿倍仲麿の望郷の歌「和田の原ふりさけ見れば春日なる~」そして「青丹吉奈良の都は咲く花の匂ふ
     が如く今盛りなり」と歌い上げている。
     奈良では東大寺、唐招提寺、法華寺に奉納されました。

e0078706_19164810.jpg


    大藏流狂言「口真似(くちまね)」茂山千作
     銘酒を一樽貰った主人、心安い人と飲みたいと思い、太郎冠者に「御酒を参るようで参らいで、又参らぬか
     と思えばフト参るような面白い人」を呼んでくるように言い付ける。お酒の上がとても面白い方を呼んでき
     たと言う人を見て主人は驚いた。一杯呑めば一寸抜き、二杯呑めば二寸抜くような恐ろしく酒癖の悪い男、
     追い返せとは言ったものの、太郎冠者にとめられ仕方なく振る舞って帰すことにする。粗相があっては困る
     と、主人の言うようするよう口真似をするように言い付けて座敷に入る。言い付けられた通りにする太郎冠
     者、さて一番迷惑するのは・・・

e0078706_19173702.jpge0078706_19174190.jpg

e0078706_19174653.jpge0078706_19175096.jpg


    金春流能「山姥(やまんば)」波涛ノ舞 櫻間右陣
     山姥の山廻りの曲舞を舞い京童が百万山姥と呼んだ遊女が従者を連れ善光寺へ参ろうと越後の上路の山路に
     さしかかる。と、まだ日も暮れぬ時間なのに急にあたりが暗くなり、女が現れて真の山姥と明かし、山姥の
     曲舞が聞きたくて日を暮れさせたと言い、夜更けになれば謡うようにと言い捨てて姿を消す。夜更けて遊女
     の謡う曲舞にあわせて真の山姥が鬼女の姿で現れ、山中の光景や自信の境涯を語り、四季折々の山めぐりの
     様を見せて舞い、やがて峰に翔り谷に響きていずかたへともなく去って行く。波涛ノ舞では太鼓の序ノ舞が
     舞われ、キリの部分では緩急の激しい迫力に満ちたものになる。

e0078706_19195480.jpge0078706_19200067.jpg

e0078706_19200418.jpge0078706_19200904.jpg

[PR]
# by easysailing | 2018-01-08 18:00 | 演能日誌