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なら燈花会能

8月9日 午後2時始
場所 奈良市
奈良県新公会堂能楽ホールにて
 奈良公園一帯で行われるなら燈花会にあわして、なら燈花会能が行われました。

演目
金春流仕舞 「鵜飼 鵜之段(うかい うのだん)」 佐藤俊之
         「三輪 クセ(みわ くせ)」 金春欣三


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大藏流狂言 「清水(しみず)」 茂山宗彦 
 主人は明日の茶の湯の会で使う水を汲みに野中の清水に行けと太郎冠者に命じ秘蔵の桶を渡す。どうしても行きたくない太郎冠者は、桶を隠して、鬼が出て逃げ帰ってきたと嘘をつく。主人が大切な桶をどうしたかと聞くと、太郎冠者は鬼が恐ろしく投げつけたと。主人は桶が惜しくて野中に向かうが、嘘がばれてはまずいと太郎冠者は先回りし鬼に扮して主を向かえ・・・・。

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金春流能 「山姥(やまんば)」 櫻間右陣

都で山姥の山巡りの曲舞を得意とする「百魔山姥」という遊君が、善光寺参詣の途中、弥陀来迎の上路越を勧められ山越えをする。途中にわかに暗くなり困っていると女が現れ庵に案内する。遊君のことや山姥の曲舞のことをよく知っているので名を尋ねると真の山姥であると明かす。夜更けに百魔山姥が山姥の一節を口ずさんでいると約束通り山姥が現れ、深山幽谷に月の冴え渡る頃、浮き世語りに山の神秘を、また山人や里人との交わりを、山姥の生涯を、四季折々の景色の移り行くさまを語り、その中で山巡りする姿を舞ってみせる。

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NPO法人奈良能
  〒630-8271 奈良市坊屋敷町42
  電話 0742-22-2660
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by easysailing | 2008-08-09 22:00 | 演能日誌

西条市 能楽市民講座

平成20年2月1日(金)午後4時始
場所 愛媛県西条市西田甲797
     石鎚神社、石鎚会館
(追加講座)
平成20年2月2日(土)午後2時始
場所 西条市丹原町田野上方2131-1
     西条市丹原文化会館
主催 文化庁 NPO法人奈良能 西条市総合文化会館
共催 NPO法人石鎚森の学校 西条市丹原文化会館 愛媛新聞社

内容
ご参加頂きました方にはシテ方金春流櫻間右陣氏(櫻間家当主、重要無形文化財総合
指定保持者)、NPO法人奈良能 石原昌和理事長より、能の構成や面について実演
を交えてわかりやすく説明をしました。
またその中で参加者に実際に面を着けていただき、歩くのが如何に難しいか、公演途
中にカメラのストロボをたかれるとどのように困るかなどを体験して頂きました。最
後に小鼓方 幸流曽和尚靖氏より小鼓の解説も行いました。

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市民講座修了後、石鎚神社本殿にて神社巫女さんによる悠久の舞の奉納後、神楽式翁の奉納をおこないました。

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  NPO法人奈良能
  〒630-8271 奈良市坊屋敷町42
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by easysailing | 2008-02-02 22:00 | 演能日誌

わかくさ能

平成20年1月14日午後2時始
場所 奈良市
奈良県新公会堂能楽ホールにて
今年は奈良県新公会堂開館20周年を記念して能、狂言とも秘曲・大曲を公演致しました。

演目         
大藏流狂言「釣狐(つりぎつね)」 茂山正邦
 「猿に始まり、狐に終わる」という言葉があるとおり、子方としての「靭猿」の猿で初舞台を踏み本局を披くことにより、狂言の基本となる技術の習得を終わり一人前の狂言師と認められる極めて重い習い物です。
 猟師に一族のものを釣り取られてしまった老狐は、猟師の叔父の白蔵主に化け意見をしようと猟師のもとに出かける。道々犬の鳴き声に脅えながらも猟師の家に着き、狐は神であり恐ろしいものだ、狐を釣ることを止めるよう意見し帰る。ところが帰り道罠がしかけてあり猟師の執心の恐ろしさに驚き、一族の敵討ちと飛びかって食おうとするが、この姿のままでは罠にかかると思い一旦引き上げる。 一方猟師はこれまで夜に来たことのない白蔵主に不審を抱き、捨て罠を見に行くといじった跡があり、疑いもなく古狐に違いないと本罠を仕掛け待っていると、先ほどの老狐が現れ・・・・

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金春流能「道成寺(どうじょうじ)」 金春康之
「安珍清姫」の伝説を採りあげ、歌舞伎にも受け継がれている曲。諸役全員にとって極く重い習い物であり、これほど大がかりな能は他にありません。道成寺は本来金春家の能でありましたが、今では他流でも舞われます。上掛かりと違って下掛かりでは、アイが幕内から鐘を運び出し釣り上げます。大鐘の作り物、舞台の天井梁に取り付けられた滑車、笛柱にある大きな環もこの能のためだけにあります。
狂言方の鐘を釣り上げることから始まり、シテは鐘を見込んで舞台へ大鼓のみの乱拍子で突き進み、小鼓のみで囃され足を動かす。両者の息が合わなければならない共に重い習い物です。鐘入りでは、シテが鐘目掛けて飛び込むと同時に鐘が落下します。この間髪いれぬ気合い、鐘入りの秘事は鐘曳きの大役です。見る者に緊張の糸を張りつめさせる大曲であり、秘曲です。

道成寺では久しく釣鐘が無かったが、この度再興され住職は女人禁制をふれる。やがて白拍子が現れ、鐘を拝ませて欲しいと頼む。たっての願いに舞を見せてくれるならと能力は許し、女は烏帽子を借り舞を舞う。そして人々が寝入った暇をねらって鐘を落とし自分は鐘の中に姿を隠す。住職はかってこの寺でおこった道成寺伝説を語り、白拍子は昔の女の怨霊であろうと察する。祈祷するとやがて鐘はひとりでに上がり、中から蛇体の鬼女が現れ・・・



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NPO法人奈良能
  〒630-8271 奈良市坊屋敷町42
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by easysailing | 2008-01-14 20:00 | 演能日誌

談山神社新春奉納

1月2日午後1時より談山神社舞殿にて談山能が催された。
 談山能は、全て仕舞による奉納
神楽式 談山翁 金春流 本田正人
  正月の初会など特別な催しの際の初頭に演じられる。天下泰平・国土安穏・五穀豊穣を祈 祷する儀式性の濃い曲で、「能にして能にあらざる曲」。囃子方や地謡といった普段装束をつけない人たちも全員が侍烏帽子に素襖裃の礼装
海士(玉の段) 独吟 山中雅志
鶴亀 金春流仕舞 河田玲之
養老 金春流仕舞 今井節

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by easysailing | 2008-01-02 17:00 | 演能日誌