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なら燈花会能

なら燈花会能
 日時 8月6日(日) 午後1時始め 本日の演目解説 午後2時始 なら燈花会能
 場所 奈良市春日野町101 奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~(旧奈良県新公会堂)

  演目 金春流仕舞「八島(やしま)」長谷猪一郎
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     観世流能「熊野(ゆや)」久保信一朗
        平宗盛は、東海道池田の宿の熊野を召し出して都に長く留め寵愛していた。今を盛りの花見に熊野を伴って行こうと
        使いを出す。そこへ熊野の国許から侍女が老母の重病を伝えに来たので、熊野は母の手紙を宗盛に見せ暇を乞うが、
        宗盛は許さず同行を言い付け、一行は車に乗り東山へ花見に出掛ける。花見車から眺める華やかに浮立つ都の景色に
        ひきかえ、熊野の気は重い。観音様に母の無事を祈願する熊野に、宗盛は酒宴に加わり舞を舞うよう所望する。舞の
        途中に俄かに村雨が降り花を散らすのを見て熊野は「いかにせん都の春も惜しけれど 慣れし東の花や散るらん」と
        母の病状を案じる歌を詠むと、さすがの宗盛も心に感じ暇を与え熊野は喜び、これも観音のお陰と感謝し宗盛の気の
        変わらぬうちにと国許へ急ぎ下る。

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     大藏流狂言「清水(しみず)」茂山千五郎 島田洋海
        野中の清水に茶の湯の水を汲みに行くように命じられ、主人の秘蔵の桶を持って出掛けた太郎冠者、行きたくないの
        で鬼が出たと逃げ帰ってくる。秘蔵の桶が惜しいと取り返しに行く主人、出るはずのない鬼に出くわす。鬼と主人の
        やりとり、さて鬼の正体は?雉も鳴かずば・・・・・・・・・・

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     観世流仕舞「實盛(さねもり)」佐野和之
          「江口(えぐち)」塩谷惠
          「女郎花(おみなめし)」山下麻乃

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     金春流能「景清(かげきよ)」佐藤俊之
        伯父大日坊を殺し悪七兵衛と呼ばれた景清は、平家の家臣の中で最も武名をたわれた武士。今は日向の国宮崎に流さ
        れ盲目となり、落ちぶれて「日向の勾当」と名乗り平家節を語りその日その日を暮らしている。幼いころに別れた父
        存命と聞いた娘は海路をへてはるばると訪ねてくる。わが子と知りながら身を恥じ、そのような者は知らぬと立ち去
        らせたが、里人は娘の心意を感じ父に対面させる。
        麒麟も老いぬれば駑馬にも劣るがごとくと恥じる是清に八島での戦物語りを所望すると、義経を討とうと陸にあがり
        大勢の源氏の兵と戦うなかにも、三保の谷との錣引きの様を仕方を交え勇壮に語る。語り終えて余命いくばくもない
        身、娘に死語の弔いを頼み情を断ち切り娘を故郷に帰らせる。

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     附祝言
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by easysailing | 2017-08-06 21:28 | 演能日誌