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しまなみ海道薪能

しまなみ海道薪能
7月18日
場所 愛媛県今治市大三島町大山祇神社
   源義経をはじめとする武将が奉納し国宝・重文指定を受けているの甲冑の8割が集まっている瀬戸内海大三島、大山祇神社大楠(国指定天然記念物)前にて、神秘なる楠の樹精の下で薪能が催されます。
演目
 奉納 観世流独吟 「屋島(やしま)」 山中雅志
     金剛流仕舞 「八島(やしま)」 種田道一

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 能楽解説・ワークショップ 
    NPO法人奈良能理事長石原昌和、観世流シテ方山中雅志 (能楽の歴史、面の説明)
    金剛流シテ方種田道一 (本日の演目「土蜘蛛」の見所他解説)

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金剛流仕舞 「杜若(かきつばた)」 松野恭憲
 大藏流狂言  「太刀奪(たちうばい)」 茂山七五三
  北野神社の御手洗祭に主人は太郎冠者と連れて行く途中立派な太刀を持った男に出会う。太郎冠者は主人の太刀を借り、その太刀を奪ってみせると言い、男の太刀に手をかけるが逆に奪われてしまう。
  太刀を取り返さんと男の帰り道待ち伏せし、現れた男を主人が羽交い締めにし太郎冠者に縄を打てと命令するが・・・・

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 金剛流能 「土蜘蛛(つちぐも)」千筋之伝 金剛流宗家金剛永謹
病臥する源頼光の枕元に怪しい僧が現れ突然蜘蛛の糸を投げ掛けたので、すかさず枕元にあった刀で斬りつけると手応えがあったが僧の姿は消えてしまう。子細を聞いた独武者が郎党を引き連れ血の跡をたどり葛城山の古塚に着く。力を合わせ塚を突き崩すと、土蜘の精魂が現れ糸を投げ掛け武者達に襲いかかる。
蜘蛛の糸は、以前は太く、本数も少なかったが、明治初年金剛唯一が工夫して「千筋之傅」で用い、現在は各流ともこれを用いている。この能は他の芸能にも影響を与え、壬生狂言にも取り入られており、また明治時代に五代目尾上菊五郎によっていわゆる「松羽目物」として、そっくりそのまま歌舞伎舞踊が作られている。

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NPO法人奈良能
  〒630-8271 奈良市坊屋敷町42
  電話 0742-22-2660
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by easysailing | 2009-07-18 21:00 | 演能日誌

今治市能楽解説&能楽ワークショップ

平成21年度文化庁「舞台芸術の魅力発見事業」
 能楽解説&能楽ワークショップ
7月17日
 今治市民会館 大会議室
NPO法人奈良能理事長 石原昌和による能の歴史、四国・愛媛にちなんだ能演目解説の後、
金剛流シテ方種田道一師による能五番立て演目解説・実演が行われた。
 またその演目に使用される面の解説を、観世流シテ方山中雅志師におこなってもらいました。
  初番 「竹生島」 二番 「八島」 三番 「熊野」 四番 「桜川」 五番 「黒塚」
 

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 能解説の後、囃子の解説・実演を以下の方々におこなってもらい終了後、参加者に面を間近で見て頂きました。
 小鼓 幸流 丹下紀香 師
 大鼓 大倉流 大村滋二 師
 太鼓 金春流 前川光範 師

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 また翌日おこなわれる、しまなみ海道薪能の第一部として、第2回目の能楽解説&能楽ワークショップが行われた。

NPO法人奈良能
  〒630-8271 奈良市坊屋敷町42
  電話 0742-22-2660
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by easysailing | 2009-07-17 22:00 | 演能日誌