<   2007年 05月 ( 4 )   > この月の画像一覧

薪御能

5月11日~12日
近年、各地で野外能や薪能が行われていますが、古来、薪能といえば、興福寺南大門前の芝生で演じられてきたものを指し、各地の薪能は戦後これに倣ったものです。
869年、興福寺修二会で薪猿楽が舞われたと伝えられており、能楽が大成される室町時代には、最も盛況を極めたといわれています。
11日は春日大社舞殿で「咒師(しゅし)走りの儀」、12日は春日大社若宮社で「御社上り(みやしろあがり)の儀」がそれぞれ午前11時から奉納された後、午後5時半から興福寺南大門跡 般若の芝で「南大門の儀」が執り行われました。

5月11日午前11時始
咒師走り(しゅしはしり)の儀 
   ここで奉納される「翁」は、浄衣姿の三人の翁と、素襖姿の三番三と千歳とで勤める古い
   かたちを留め、また「十二月往来」は、現行観世流のものより一段と古雅な詞章を伝え、
   宝数えのめでたい章句がつくのが特徴です。
場所 奈良市 春日大社舞殿
 金春流能 「翁(おきな)」  金春穂高
        「千歳(せんざい)」 「延命冠者(えんめいかじゃ)」  茂山 茂
        「三番三(さんばそう)」 大藏千太郎

  「千歳」                                              「翁」
e0078706_13183978.jpge0078706_13204513.jpg

 「延命冠者」                                            「三番三 揉ノ段」

e0078706_1321386.jpge0078706_1322443.jpg

 「三番三 鈴ノ段」

e0078706_1323434.jpg



南大門の儀 午後5時半始
場所 奈良市  興福寺南大門跡般若の芝にて 
演目
 金春流能 「田村(たむら)」 金春流宗家 金春安明

e0078706_13284878.jpg


 大藏流狂言 「口真似(くちまね)」 茂山忠三郎

e0078706_13294670.jpg


 観世流能 「海士(あま)」 観世喜之

e0078706_13302257.jpg


5月12日午前11時始
御社上り(みやしろあがり)の儀
場所 奈良市春日大社 若宮社
  「社頭法楽」の最も古いかたちとも言える御社上りの儀は、神殿を背にして、「四方正面」
  の型で行なわれ、また橋掛かりは通常の反対で右側となり、非常に珍しい舞台となります
 金春流能 「 通小町 (かよいこまち)」 金春欣三

e0078706_1453437.jpge0078706_146296.jpg

e0078706_1464084.jpg

 「下行(げぎょう)」春日大社より演者に褒美として樽酒が与えられる儀式

e0078706_147987.jpg


南大門の儀 午後5時半始
場所 奈良市  興福寺南大門跡般若の芝にて
 「舞台あらため」
e0078706_1483537.jpge0078706_1491352.jpg

 金剛流能 「半部(はじとみ)」 金剛流宗家 金剛永謹

e0078706_1413248.jpge0078706_14134013.jpg

e0078706_14143686.jpge0078706_1415291.jpg

e0078706_14155010.jpg

「火入れ」

e0078706_1423244.jpg


 大藏流狂言 「柑子(こうじ)」 茂山あきら

e0078706_14164485.jpge0078706_14171559.jpg 

e0078706_14181184.jpg


宝生流能 「野守(のもり) 辰巳満次郎

e0078706_14191718.jpge0078706_14195228.jpg

e0078706_14202624.jpge0078706_1421152.jpg

e0078706_14214017.jpge0078706_14221480.jpg

 photo by takehana

 
 NPO法人奈良能
  〒630-8271 奈良市坊屋敷町42
  電話 0742-22-2660
[PR]
by easysailing | 2007-05-11 22:30 | 演能日誌

櫻間初花会

5月5日
場所 埼玉県越谷市花田6-6-1こしがや能楽堂

演目
 金春流能 「小袖曽我(こそでそが)」
 他

 NPO法人奈良能
  〒630-8271 奈良市坊屋敷町42
  電話 0742-22-2660
[PR]
by easysailing | 2007-05-05 17:30 | 演能日誌

称名寺薪能

5月3日~4日
場所 横浜市金沢区金沢町 称名寺庭園

お問い合わせ
 NPO法人奈良能
  〒630-8271 奈良市坊屋敷町42
  電話 0742-22-2660
[PR]
by easysailing | 2007-05-04 18:00 | 演能日誌

東大寺盧舎那大仏慶讃能

5月2日午後3時始
場所 奈良市 東大寺 東大寺金鐘会館(大仏殿前鏡池特設舞台の予定でしたが、天候不良のため)
    盧舎那大仏の造顕を発願した聖武天皇の御忌法要「聖武祭」の慶讃行事として催されました。
演目
 一調 「春日龍神(かすがりゅうじん)」 太鼓 前川光範 謡 金春欣三

e0078706_20451535.jpg

  大藏流狂言 「口真似(くちまね)」 茂山千三郎
    主に酒の相手を探してこいと命じられた太郎冠者は男を連れ帰るが、主は酒癖の悪い男を
    適当に追い返すため、太郎冠者に口まねを命じる、太郎冠者は口まねばかりでは無く、主に叩かれ
    たり、投げられたりしたことまで客の男にしてしまう。

e0078706_20463697.jpge0078706_2047364.jpg

e0078706_20483051.jpge0078706_20494031.jpg

  金春流能 「定家(ていか)」 櫻間右陣
    僧の一行が藤原定家の古跡で里の女と出会い、式子内親王の墓に案内される。
    定家の執心が蔦葛となって纏わり付き逃れられないと訴え消える。僧が菩提を弔っ
    ていると内親王の霊が現れ成仏できた事を喜び舞を舞ってみせる。

e0078706_216371.jpge0078706_2163471.jpg

e0078706_217492.jpge0078706_2182420.jpg

e0078706_2185632.jpg


 NPO法人奈良能
  〒630-8271 奈良市坊屋敷町42
  電話 0742-22-2660
[PR]
by easysailing | 2007-05-02 21:24 | 演能日誌