カテゴリ:演能日誌( 290 )

奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~」リニューアルオープン記念能楽公演

奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~」リニューアルオープン記念能楽公演
 日時 9月1日午後2時始め
 場所 奈良市春日野町101 奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~(旧奈良県新公会堂)
 演目 第一部 奈良の子供達による狂言 「寝音曲(ねおんぎょく)」
     解説 大藏流狂言方 茂山良暢

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いろは 「寝音曲(ねおんぎょく)」
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    第二部 金春流能「枕慈童(まくらじどう)」 佐藤俊之
唐魏の国の文帝に仕える臣下(ワキ)が、南陽県酈縣山の麓から流れ出る水が薬であることの不思議を探ねるべく、宣旨を受けて山中深くその水上を尋ねる。 庵の中から化したる人(シテ)が現れ、周の穆王に召し使われていた慈童と名を明かすので、勅使は穆王から文帝まで七百年は経っていると不審がると、慈童 は帝から戴いた枕を示し、それに書いてある二句の偈を勅使達に拝ませる。 そしてこの妙文を菊の葉に書き付けると、そのしただりの露が不老不死の薬水となるゆえに、七百年経ても老いることがないいわれを叙べ、菊水の流れた川の 水は酒であると皆々に勧め、自らも掬って飲み、舞を舞う。 その中酔いが廻ると、岩根の花を手折り枕として臥してしまうが、少年の貌保つもこの枕があるゆえと、聖代の千秋をことほいで菊花をかきわけ、また山路の 仙家に入ってしまう。
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by easysailing | 2015-09-01 18:00 | 演能日誌

なら燈花会能

なら燈花会能
  日時 8月9(日)午後1時始め
  場所 奈良市春日野町101 奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~(旧奈良県新公会堂)
  演目 午後1時45分始 本日の演目解説 NPO法人奈良能理事長石原昌和
     第二部 午後2時始
       観世流仕舞「菊慈童(きくじどう)」 山下麻乃
           仕舞「班女(はんじょ)」舞アト 塩谷 恵
           仕舞「松虫(まつむし)」キリ 佐野和之

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観世流能 「経正(つねまさ)」生一 庸
          生一庸の初シテの舞台。生一家の初シテの曲は経正と決められているとの事。
          琵琶の名手であった平経正は、平家都落ちの時に、寵愛をうけた仁和寺御室の守覚法親王から賜った名器
          「青山」と言う琵琶を返しに寺に立ち寄り、歌を詠み交わし西海に向かう。
          仁和寺の僧・行慶が一の谷の戦いで戦死した経正を弔うため青山を手向け管弦供養をしていると、経正の霊が現れ
          琵琶を弾き舞い謡い夜遊に興じる。やがて修羅の時が来ると修羅の苦しみを見せ、その姿を恥じて灯を吹き消し消
          えて行く。

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       観世流一調「山姥(やまんば)」 生一知哉 前川光範

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       大藏流狂言「鬼瓦(おにがわら)」 茂山千五郎
          訴訟のため長らく在京している大名、勝訴も日ごろ信心する因幡堂の薬師様のお陰とお礼参りに来て、国元にも勧
          請したいと詳しく堂を見て回るうちに鬼瓦に目がとまる。誰かに似ていると思い回らすうちに泣き出した。太郎冠
          者の言葉に気を取り直した大名、笑い止め。

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       金春流能「角田川(すみだがわ)」 佐藤俊之
          人商人に子供を浚われた京北白河の女は、わが子を探し求めてはるばると隅田川の船渡場にやって来た。狂女なら
          ばおもしろく狂えと、渡守は船になかなか乗せてくれない。隅田川につくまでを思いやり「さりとては舟に乗せた
          まえ」と手を合わせる狂女を乗せ舟を出す。折しも向岸から大念仏が聞こえて来る。一年前のしかも今日が命日、
          人商人に連れて来られた都の男子がここで病死し、遺言通りに墓標に柳を植えたなどと聞いているうちに岸に着
          く。その子はまさしく我子、嘆き悲しむ母に渡守は鉦鼓を与え墓に案内し弔いの念仏を唱えるようすすめる。
          母の念仏に答えるかのように子供の声が聞こえ幻のなかに姿が見える。なおも追い求める母、やがて夜もあけ残る
          のは草ぼうぼうの塚のみ。

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by easysailing | 2015-08-09 18:00 | 演能日誌

しまなみ海道薪能

しまなみ海道薪能
 日時 7月25日(土)午後5時45分始
 場所 愛媛県今治市大三島町宮浦 大山祇神社
     源義経をはじめとする武将が奉納し国宝・重文指定を受けているの甲冑の8割が集まっている瀬戸内海大三島、大山祇
     神社大楠(国指定天然記念物)前にて、神秘なる楠の樹精の下で薪能が催されました。

 奉納 開演に先立ち、薪能関係者正式参拝のあと神前奉納演舞が行われました。
     金剛流仕舞「高砂(たかさご)」宇高道成
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写真提供 写真家松村康史氏


 演目 本日の演能解説 NPO法人奈良能 理事長石原昌和 観世流シテ方山中雅志 ほか
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写真提供 写真家松村康史氏
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    大藏流狂言「磁石(じしゃく)」 茂山千三郎
       田舎者が都へのぼる途中、近江の坂本の市ですっぱに声をかけられ、むりやりに知る人にされてすっぱの定宿に案内され
       る。すっぱは人売り、宿の主人は人買い、これを知った田舎者すぐに逃げ出そうと考えたが、この田舎者すっぱの何枚も
       上手、まんまと身代金を巻き上げて宿を出る。それと知り後を追っ掛けてきたすっぱ、手には抜き身の太刀を持っている
       ではないか。さあ田舎者どうするどうする。。。。。。
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    金剛流能「葵上(あおいのうえ)」 金剛流宗家金剛永謹 下掛宝生流宗家宝生閑
       光源氏の正妻葵上は物の怪に憑かれて床に臥せっている。あまりにも病が重いため梓の巫女に梓にかけ占わせてみると、
       物の怪は六条御息所の生霊であった。呼び出された生霊は車争いで受けた屈辱、東宮妃として栄華も薄れ来たことへの嘆
       きが募り葵上に憑いたのである。後妻打ちの振る舞いに出、さらに葵上を霊界へ引きずり入れようとする。
       驚いた臣下は横川の小聖を呼び祈祷させると、悪鬼と化した御息所の怨霊は行者に激しく抵抗するが、ついには祈り伏せ
       られ成仏する。高貴な女性の受けた屈辱と嫉妬は、激しい後妻打ち、霊界への引きずり込み、と恐ろしい悪鬼へと人を変
       えていく。

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写真提供 写真家松村康史氏



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by easysailing | 2015-07-25 21:00 | 演能日誌

花のしるべ古今荘公演 親子能楽教室

花のしるべ古今荘公演 親子能楽教室
    ~能ってどんなもの 見る・聞く・触れる~
  日時 7月24日(金) 午後1時始 午後3時始
                応募者多数のため2回に分けて催されました。
  場所 四国中央市上分町電明国指定登録有形文化財古今荘

  演者 講師・実演指導 NPO法人奈良能 理事長石原昌和 観世流シテ方井戸良祐 観世流シテ方山中雅志
                 観世流大鼓方森山泰幸 大倉流小鼓方荒木建作 ほか


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写真提供 写真家松村康史氏

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by easysailing | 2015-07-24 20:00 | 演能日誌

第11回櫻間右陣の会 故櫻間道雄33回忌追善

日時 7月4日(土)午後2時始
場所 国立能楽堂
演目 金春流能「海人(あま)懐中之舞」 櫻間右陣
     金春流能「道成寺(どうじょうじ)」 伊藤眞也
     和泉流狂言「簸屑(ひくづ)」 野村万作 野村萬斎
金春流仕舞「半蔀(はしとみ)」 松井笙子
          「角田川(すみだがわ)」 岩谷捷代
          「杜若(かきつばた)」 長谷猪一郎
          「松風(まつかぜ)」 塚原 明
          「江口(えぐち)」 本田光洋
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by easysailing | 2015-07-04 18:00 | 演能日誌

薪御能 二日目

薪御能 二日目
日時 5月16日(土)午前11時始
御社上り(みやしろあがり)の儀
場所 奈良市春日野町春日大社若宮社
           「社頭法楽」の最も古いかたちとも言える御社上りの儀は、神殿を背にして、「四方正面」の型で行な
            われ、また橋掛かり通常の反対で右側となり、非常に珍しい舞台となります。

演目  金春流能 「田村(たむら)」 櫻間右陣
     東国の僧が都見物に出掛け、清水寺に参詣すると、地主権限の桜のもとで、木陰を掃き清めている花守
     の童子に出会う。
     僧の問いに答えて、昔賢心が観音の化身である行叡居士に会い、その教えに従って坂上田村丸を檀那と
     してこの清水寺が建てられたと建立の縁起を語り、付近の名所を教え、花月夜の風情を楽しみ本尊の千手
     観音をほめたたえる。
     あまりに詳しい話しに、僧が名を尋ねると、知りたくば帰って行くところを見なさいと、田村堂の内陣に姿を消す。
     清水寺門前の者が、僧の求めに応じて、清水寺の縁起を語る。
     僧が桜の木陰で夜もすがら法華経を誦んでいると、武将姿の坂上田村丸の霊が現れる。僧の供養に感謝
     し、勅命によって伊勢鈴鹿山の鬼神を平らげた時、その合戦の最中に千手観音が現れて、千の御手に弓を
     もち敵に矢を射かけ、ことごとく平らげることが出来た。この勝利を導いたのもひとえに観音の仏力の御陰で
     あったと軍語りをする。

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下行 春日大社より演者に褒美として神饌と神酒が与えられる儀式
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写真提供 写真家松村康史氏


南大門の儀 午後5時半始
場所 奈良市登大路町48興福寺南大門跡般若の芝
演目 舞台あらため・外僉義(げのせんぎ)
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演目 観世流能 「羽衣(はごろも)」 観世喜之
春の朝、漁師が仲間を連れ三保の松原の景色を眺めているうち、虚空に花降り、音楽が聞こえ、妙なる香
りが漂い、ただ事であるまいと思ううち、松の木に美しい衣を見つけ持ち帰って家宝にしようとする。
そこへ女が現れ返してくれるように頼む。その衣は天人の羽衣であった。漁師はそれならば国の宝にしよ
うというが、天女は空をふり仰ぎ、羽を失った鳥と同じ身の上を嘆く。漁師は天女の悲嘆を見かねて羽衣
を返すと、天女はその礼として月世界の様を語り、月宮殿での舞を見せ春の霞の中へと姿を消す。
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        火入れ 興福寺衆徒
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   大藏流狂言 「因幡堂(いなばどう)」 茂山良暢 山口耕道
妻が大酒を飲み、所帯の事はなにもしないので、愛想をつかし妻が実家に帰ったのを幸いに離縁状を届け
る。とは言うものの一人暮らしは不便と、因幡堂のお薬師様に妻乞いをするため出掛ける。
お薬師様に祈誓し、通夜をしようと眠りに入る。
さて、離縁状を届けられた妻は大いに腹を立て、妻乞いに行ったという真偽を確かめるため因幡堂にやって
来る。妻は眠っている夫を見つけ、薬師如来であるかのように霊夢の告げを与える。目を覚ましその告げを
喜んだ男は・・・・
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   金剛流能 「鵺(ぬえ)」 金剛流宗家金剛永謹
諸国一見の僧が熊野詣でを了えて都へ上がる路次がら、摂津国芦屋の里までやって来る。夜も更けて川下
から埋もれ木のような空船に乗ってきた異形のものに問うと近衛天皇を病悩まさせた末、源頼政に退治さ
せられた鵺の亡霊だと。僧は亡執の念を捨て成仏を願うが良いと勧めるがまた空船に乗り消えてしまう。
僧が読経をしていると再び鵺が現れ、滅ぼされた折のことを語り始める。頼政は名を上げ、我は汚名を流
した故に空船に押し込められ、この浮洲に留まり月も日も見えぬ闇の船の中で冥土に落ちてしまったと言い
海中に消えてしまう。
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         附祝言<

写真提供 写真家松村康史氏

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by easysailing | 2015-05-16 20:00 | 演能日誌

薪御能初日

薪御能  近年、各地で野外能や薪能が行われていますが、古来、薪能といえば、興福寺南大門前の芝生
     で演じられてきたものを指し、各地の薪能は戦後これに倣ったものです。
     869年、興福寺修二会で薪猿楽が舞われたと伝えられており、能楽が大成される室町時代に、最
     も盛況を極めたといわれています。
     15日は春日大社舞殿で「咒師(しゅし)走りの儀」、16日は春日大社若宮社で「御社上り
     (みやしろあがり)の儀」がそれぞれ午前11時から奉納された後、午後5時半から興福寺南大門跡
     般若の芝で「南大門の儀」が執り行われます。

薪御能 一日目
日時 5月15日(金)(開催日が5月第3金・土曜日に変更になっています)
     咒師走り(しゅしはしり)の儀 午前11時始
         ここで奉納される「翁」は、浄衣姿の三人の翁と、素襖姿の三番三と千歳とで勤める古いかたち
         を留め、また「十二月往来」は、現行観世流のものより一段と古雅な詞章を伝え、宝数えのめ
         でたい章句がつくのが特徴です。
場所 奈良市春日野町春日大社舞殿
演目 金春流能 「翁(おきな)」 金春穂高 
        「千歳(せんざい)」 「延命冠者(えんめいかじゃ)」 茂山茂
        「三番三(さんばそう)」 大藏千太郎
        「下行」  春日大社より演者に褒美として神饌と神酒が与えられる儀式
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 南大門の儀 午後5時半始
場所 奈良市登大路町48興福寺南大門跡般若の芝
       (初日は雨天のため奈良県文化会館国際ホール
演目 舞台あらため・外僉義(げのせんぎ)」
         当初 薪御能では、舞台が野外の芝生であったため、「和紙三枚を踏んで湿り気があれば公演
         を中止する」という取り決めがありました。現在では敷き舞台の上で行うためその必要はありま
         せんが、芝の湿り具合いで能の有無を定めていた事を今に伝えるため演能の前に興福寺衆徒
         (僧兵)により「舞台あらため」が行われ、人々にその結果を伝える外僉議文が読み上げられま
         す。これらの儀式は他では見ることのできない薪御能だけの特色です。
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    演目 宝生流能 「巴(ともえ)」 辰巳満次郎
木曽の山家をでて都を目指す僧が、琵琶湖のほとり粟津の原までやって来る。そこで、涙を流し神に祈る女
に出会い僧が言葉を掛ける。女は松の木陰で夜もすがら読経して木曾義仲を弔うよう頼み姿を消す。
夜も更け回向する僧達の前に巴の霊が甲冑姿で現れる。女であるが故に召し具されなかった恨みが執心と
なり、未だ晴れやらぬと訴え主の最期の有様を詳しく語って聞かせる。
合戦のさなか義仲より肌身の物を持ち木曽へ向かうよう言いつけられ、共に自害も出来ずただ泣くばかり
であったと。敵方が多数押し寄せ長刀で追い払い再び主君の元へ戻ると自害の後で、巴は小袖を抱き小太刀
を持って木曽へ落ちていった事を語り、僧に回向を頼み消えていく。
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     火入れ 興福寺衆徒
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   大藏流狂言 「千鳥(ちどり)」 茂山童司 茂山あきら 丸石やすし
主からいつもの酒屋へ行って酒を求めてこいと命じられた太郎冠者。酒屋の亭主からは借金を返し終わる
までは渡さぬと断られるが、亭主が話し好きをさいわい尾張の津島祭り見物の話しをし、酒樽を千鳥に見
立て謡いながら持ち帰ろうとするが失敗。次には酒樽を山鉾に見立て曳く仕草を、次には流鏑馬の仕草をと。
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   金春流能 「野守(のもり)」 金春流宗家金春安明
羽黒山の山伏が大峰葛城山に行く途中、春日の里に着き、折りよく出会った老人に謂れのありそうな池に
ついて尋ねると、自分達のような野守が姿を写すので「野守の鏡」と言うと答え、本当の野守の鏡とは昼
間は人となり、夜には鬼となって野を守る鬼神の持っていた鏡の事だと語る。山伏がまことの鬼の
持つ野守の鏡を見たいというと、それを見れば恐ろしく思うだろうから、この水鏡を見るようにと言い捨
てて、老人は姿を消す。
里人に野守の鏡について詳しく聞かされ、先程の老人は鬼の化身かと思い姿を消した塚の前で祈っている
と、鬼神が野守の鏡を持って現れ、天地四方八方をくまなく写しだし、すはや地獄に変えるぞと、大地を
踏み破って奈落の底へ入って行く。
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        附祝言

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by easysailing | 2015-05-15 21:00 | 演能日誌

櫻間初花会

第23回櫻間初花会
 日時 5月5日(火)正午始
 場所 埼玉県越谷市花田こしがや能楽堂
 演目 金春流仕舞「高砂」「鶴亀」他 金春流シテ方今井節 社中
       独吟「葛城」他
       連吟「松風」
       仕舞「玉之段」 政木哲司
         「田村」キリ 長谷猪一郎
    金春流能「初雪」 今井節
       櫻間初花会の子供達が子方を務めました。
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写真提供 写真家松村康史氏
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by easysailing | 2015-05-05 18:00 | 演能日誌

東大寺盧舎那大仏慶讃能

東大寺盧舎那大仏慶讃能
 日時 5月2日(土)午後3時始
 場所 奈良市雑司町東大寺大仏殿前鏡池特設舞台
     盧舎那大仏の造顕を発願した聖武天皇の御忌法要「聖武祭」の慶讃行事として催されました。
 演目 観世流仕舞「玉之段(たまのだん)」 山下麻乃
         「鞍馬天狗(くらまてんぐ)」 佐野和之
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    金春流連吟「田村(たむら)」 辻本實
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   観世流能「弱法師(よろぼし)」 山中雅志
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by easysailing | 2015-05-02 18:00 | 演能日誌

川越能

川越能
 江戸川川越まつり
  徳川家康没後400年 川越市民会館閉館記念イベント
 4月17日(金)
 川越市郭町1丁目18番地7 川越市民会館 
 第一部 午前12時始
   能学入門講座
    NPO法人奈良能理事長 石原昌和 ほか
  無料です。
 第二部 午後2時始
  観世流舞囃子 「羽衣(はごろも)」 観世喜之
  大藏流狂言 「仏師(ぶっし)」 大藏彌太郎 大藏基誠
  観世流能  「船辨慶(ふなべんけい)」 観世喜正
 特別席 8.000円
 一般席 5.000円
 学生席 4.500円
  何れも全席指定(税込)
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by easysailing | 2015-04-17 21:00 | 演能日誌