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平成29年、平成30年演能予定

春日若宮おん祭
日時 12月17日(日)
場所 奈良市春日大社参道 春日大社若宮御旅所
松の下式 午後1時半頃
場所 春日一ノ鳥居 影向ノ松前
演目 高安流 「開口(かいこう)」高安勝久 
   金春流 「弓矢立会(ゆみやたちあい)」金春安明
   大藏流 「三笠風流(みかさふりゅう)」茂山茂
御旅所ノ式 午後5時頃
      お渡り式のあと、お旅所祭に奉納されます。
場所 春日若宮御旅所御神前
   金春流 「神楽式(かぐらしき)」金春憲和
   大藏流  「鈴の段(すずのだん)」大藏彌右衛門


春日若宮おん祭 後宴能
日時 12月18日(月)午後2時始
場所 奈良市 春日大社参道 春日大社若宮御旅所
後宴之式能  春日若宮おん祭が無事終わったことを祝し、後宴能が開かれます。
演目 金春流能「羽衣(はごろも)」高橋 忍
      駿河国三保の松原に住む漁師白龍が、松の木に掛けられた美しい衣を見つけ、それを持ち帰ろうとす
      ると、一人の女性が現れ、それは自分の衣だから返してほしいと頼むのであった。白龍は、その衣が
      天人の羽衣であることを知ると、国の宝にすると言い、よけいに返そうとしないのであった。しか
      し、悲しむ天女をみて哀れに思い、天人の舞楽を見せることを条件に、衣を返すことにしたのであっ
      た。天人は羽衣を着、後に駿河舞として伝えられる舞を舞いながら天空へと消えてゆくのであった。

   大藏流狂言「棒縛(ぼうしばり)」茂山千三郎
      主人が太郎冠者に、次郎冠者を縛りつけるので手伝えという、わけも分からずに太郎冠者は、次郎冠
      者に棒術の稽古をさせる隙に主人と共に次郎冠者を縛りつけてしまう。実は、これは主人の策略で、
      主人の留守中に勝手に酒盛りをさせないためであった。しかし、縛られているにもかかわらず二人
      は、協力することにより、酒盛りをするのであった。
      帰ってきた主人はこの光景を見て驚き、二人を打ち据えようとするが、次郎冠者の棒術により、逆に
      追い回されることになる。

   金春流能「車僧(くるまぞう)」金春穂高
      昔々嵯峨野に、車僧という風変わりな僧がいたそうで、何が風変わりかというと、彼の日課は、牛も
      引かないのに動くという、今にも空中分解しそうなオンボロ車であちこちを行き来するというもので
      あった。ある日、いつものごとく車僧は、愛車破れ車号に乗り込み、嵯峨野の西山の麓で雪景色を眺
      めに行くと、そこに山伏が現れ、禅問答をしかけてくるのであった。しかし、そのとき車僧少しも騒
      がず、簡単に山伏を言い負かしてしまうのでありました。実はこの山伏、愛宕山の天狗が変装した者
      で、物好きにも変わり者車僧を魔道に誘い込み、仏法を妨げようと考えての行動であった。しばらく
      し、今度は大天狗の姿で『ほしがりません勝つまでは』の精神で、今一度、車僧に行くらべを挑みま
      すが、車僧は、必殺技の法力を使い、大天狗に仏法を妨げることをあきらめさせるのでありました。
      こうして車僧の一日は、何もなかったかのごとく過ぎてゆくのでありました。めでたし。めでたし。


新春わかくさ能
日時 平成30年1月8日(月 祝日)
 奈良市春日野町101奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~
第一部 午後1時~午後2時 
 能楽入門講座と体験講座 NPO法人奈良能理事長石原昌和 他
     本日上演される演目の解説と、参加者一同で謡の体験、小鼓・大鼓の体験して頂
     きます。
     エントランスホールでは面・装束の展示を予定しています。
第二部 わかくさ能
    金春流能「山姥(やまんば)」波涛ノ舞 櫻間右陣
     山姥の山廻りの曲舞を舞い京童が百万山姥と呼んだ遊女が従者を連れ善光寺へ参ろうと越後の上路の山路に
     さしかかる。と、まだ日も暮れぬ時間なのに急にあたりが暗くなり、女が現れて真の山姥と明かし、山姥の
     曲舞が聞きたくて日を暮れさせたと言い、夜更けになれば謡うようにと言い捨てて姿を消す。夜更けて遊女
     の謡う曲舞にあわせて真の山姥が鬼女の姿で現れ、山中の光景や自信の境涯を語り、四季折々の山めぐりの
     様を見せて舞い、やがて峰に翔り谷に響きていずかたへともなく去って行く。波涛ノ舞では太鼓の序ノ舞が
     舞われ、キリの部分では緩急の激しい迫力に満ちたものになる。

    大藏流狂言「口真似(くちまね)」茂山千作
     銘酒を一樽貰った主人、心安い人と飲みたいと思い、太郎冠者に「御酒を参るようで参らいで、又参らぬか
     と思えばフト参るような面白い人」を呼んでくるように言い付ける。お酒の上がとても面白い方を呼んでき
     たと言う人を見て主人は驚いた。一杯呑めば一寸抜き、二杯呑めば二寸抜くような恐ろしく酒癖の悪い男、
     追い返せとは言ったものの、太郎冠者にとめられ仕方なく振る舞って帰すことにする。粗相があっては困る
     と、主人の言うようするよう口真似をするように言い付けて座敷に入る。言い付けられた通りにする太郎冠
     者、さて一番迷惑するのは・・・

    金春流舞囃子「青丹吉(あおによし)」長谷猪一郎
     高濱虚子は「東京放送局(現NHK)から奈良朝のことを謡に作るように依頼を受け、その曲に奈良は金春
     流に縁故が深いので櫻間金太郎に作曲と実演を頼み、その後金太郎は型、拍子づけを完成した。奈良朝と言
     えば規模雄大に文物凜然たる様が想像される」と述べ、堂塔伽藍、春日山、嫩草山、光明皇后と施薬院、遣
     唐使に阿倍仲麿の望郷の歌「和田の原ふりさけ見れば春日なる~」そして「青丹吉奈良の都は咲く花の匂ふ
     が如く今盛りなり」と歌い上げている。
     奈良では東大寺、唐招提寺、法華寺に奉納された。


NPO法人奈良能

  〒630-8271 奈良市坊屋敷町42
  電話 0742-22-2660


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by easysailing | 2017-11-30 18:00 | 演能予定