わかくさ能

新春わかくさ能
平成21年1月12日午後1時半始
場所 奈良市
奈良県新公会堂能楽ホールにて
演目
素囃子「三番三(さんばそう)」 太鼓葛野流原岡一之 小鼓大倉流荒木賀光 笛一噌流藤田貴寛
  翁で千歳の舞に続いて狂言方が担当する役と舞い事。この曲は能にして能にあらざる曲といわれ、新年事始め他特別な時に五穀豊穣を祈願して演じられます。本日は囃子方だけで演じられました。

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大藏流狂言「佐渡狐(さどきつね)」 茂山正邦 茂山茂 茂山千五郎
 佐渡の百姓と越後の百姓が年貢を納めるため上洛する途中道連れとなり、佐渡は島国のため生活に不便であろう、狐もいないであろうといわれた佐渡の百姓はそんなことは無いと答える。お互いの一腰(刀)を掛けて奏者(奏上を取り次ぐ人)に判定してもらうことに決め領主の館に着く。先に年貢を納めた佐渡の百姓は奏者に賄賂を握らせ判定を待つ。さてさてその結果は・・・・

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金剛流能 「葵上(あおいのうえ)」無明之祈 金剛流宗家金剛永謹
葵上という正妻のために、光源氏の愛を失った六条御息所の心に嫉妬が宿り、それが生霊となり葵上に取り憑き葵上は病の床につく。朝臣が照日の御子とという梓巫女に葵上に乗り移った物怪を呼び出すように命じる。巫女の弓の音にひかれ上臈が現れ、六条御息所の怨霊だと名乗り、葵上に恨み言を述べ、病床の葵上を責めさいなみ、我が方に連れていかんと言い捨てて姿を消す。これをみた朝臣は横川の小聖という修験者を呼び、小聖が祈祷を始めると御息所の怨霊は鬼の姿となって現れ病床の葵上に近付き、連れて行かんと責め苦しめるが、ついにはその法力に適わず祈り伏せられ読経の声にも心やすらぎ成仏して姿を消す。
 小書「無明之祈」は、金剛流独自のものです。前シテの中入りの姿、後シテの装束も常とは変わり、葵上を連れて行かんとします。

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 NPO法人奈良能
  〒630-8271 奈良市坊屋敷町42
  電話 0742-22-2660
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by easysailing | 2009-01-12 22:00 | 演能日誌


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