一休寺能

9月16日午後5時30分始
場所 京田辺市薪里ノ内102酬恩庵一休寺
 中秋の名月の夜、重要文化財の方丈にて、一休禅師像の目と鼻の先での能・狂言が演じられました。また一休寺には、観世流三代音阿弥、十五代元章、十九代清興の墓所があります。

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演目
観世流仕舞 「半蔀(はしとみ)」 廣田泰三 

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大藏流狂言 「水掛聟(みずかけむこ)」 茂山七五三
豊作なのだが、日照り続きで田に水がない。隣り合わせに田を持つ聟と舅、百姓にとって田の水はかけがいのない物。二人の間に水争いが始まり、口論からついには取っ組み合いとなる。そこへ駆けつけたのが妻。すなわち舅にとっては娘、丸く納まれば良いのだが・・・

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金剛流能 「土蜘蛛(つちぐも)」 金剛流宗家 金剛永謹

病臥する源頼光の枕元に怪しい僧が現れ突然蜘蛛の糸を投げ掛けたので、すかさず枕元にあった刀で斬りつけると手応えがあったが僧の姿は消えてしまう。子細を聞いた独武者が郎党を引き連れ血の跡をたどり葛城山の古塚に着く。力を合わせ塚を突き崩すと、土蜘の精魂が現れ糸を投げ掛け武者達に襲いかかる。
蜘蛛の糸は、以前は太く、本数も少なかったが、明治初年金剛唯一が工夫して「千筋之傅」で用い、現在は各流ともこれを用いている。この能は他の芸能にも影響を与え、壬生狂言にも取り入られており、また明治時代に五代目尾上菊五郎によっていわゆる「松羽目物」として、そっくりそのまま歌舞伎舞踊が作られている。

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by easysailing | 2008-09-16 22:00 | 演能日誌


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