7月15日
演目
金春流能 「石橋(しゃっきょう)」「羽衣(はごろも)」「土蜘蛛(つちぐも)」 櫻間右陣
「囃子方によるワークショップ」
7月8日日本出発 15日帰国の日程でロシア・サハ共和国ヤクーツクで演能を行いました。
主目的は、7月12日の「アジア青少年文化スポーツ大会」のフィナーレで演能を行うものでした。
当大会は、子供のオリンピックのようなものでユネスコ、オリンピック委員会が協力しているようでした。
NPO法人奈良能がサハ共和国より出演要請をうけ参加しました。演目はポピュラーな「石橋」を見ていただきました。観客は約15000人とのことでした。サハ共和国での演能はこれが初めてとのことです。
サハ共和国ヤクーツクは愛知万博にマンモスを展示した国です。世界で一番気温が低くなるところだそうです。
ちなみに温度計はマイナス70からプラス50度で0度以下のほうが大きいのには驚きでした。
7月11日、13日には、サハ劇場において「羽衣」「石橋」「囃子方によるワークショップ」アンコールではありませんが「土蜘蛛」の盛りだくさんの内容で2時間半ぐらいのサハ共和国の方々に日本伝統芸能である能楽を楽しんでいただきました。
冬季には、一面に氷に閉ざされる地方ですから、楽しみとして演劇などへの関心は高いようです。
観客は非常に静かで小さい劇場でしたが立ち見が出るほど超満員でした。
7月11日サハ共和国副大統領表敬訪問
7月11日、13日 サハ劇場
7月12日アジア青少年文化スポーツ大会
NPO法人奈良能
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