しまなみ海道薪能

しまなみ海道薪能
 日時 7月23日(土)
 場所 愛媛県今治市大三島町宮浦 大山祇神社
     源義経をはじめとする武将が奉納し国宝・重文指定を受けているの甲冑の8割が集まっている瀬戸内海大三島、大山祇
     神社大楠(国指定天然記念物)前にて、神秘なる楠の樹精の下で薪能が催されました。
 演目 
奉納  薪能関係者正式参拝のあと神前奉納演舞が行われました。


開演に先立ち、能への理解を深めていただく為、本日の演能解説、能面解説、大山祇神社の説明が行われました。
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    観世流舞囃子「海士(あま)」観世喜之
      房前大臣は、生母の地・讃州志度の浦に着き、一人の海士の話を聞く。唐土から渡された三種の宝玉の一つが竜宮に
      取られる。これを惜しんだ淡海公が、この浦の海士と契りを交わし玉の奪還を依頼すると、海士はその命を犠牲にして
      玉を取り返し、その功によりその子は房前の大臣になったと語った。
      その海士こそ房前の母の霊であった。今年はまさに13回忌、追善を営み亡母の冥福を祈ると、母は竜女の姿で現れ法華
      経の功徳で成仏したと喜びの舞を舞う。

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    大藏流狂言「千鳥(ちどり)」 茂山あきら
      支払いの滞っている酒屋で酒を取って来いと命じられた太郎冠者は、話し好きな酒屋の主人に津島祭りに行ったと土産話
      を始める。酒樽を千鳥に、また山鉾に見立てさせたりして、なんとか持ち逃げしようとするが・・・


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   観世流能「屋島(やしま)」観世喜正
      屋島での源平の合戦の模様―義経の立派な大将軍のいで立ち、景情と三保谷の錣引、佐藤継信と菊王丸の壮烈な最期―を
      旅僧に語った漁師は、義経の幽霊であった。やがて僧の夢の中に甲冑姿で現れた義経の幽霊は、まだ屋島に執心が残って
      いると語り、落とした弓を取られまいと身の危険も顧みず拾い上げた弓流しの様や修羅道での戦いを見せたかと思うと春
      の夜は明け夢はさめ、浦風の音が聞こえるのみ。


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by easysailing | 2016-07-24 21:00 | 演能日誌


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