なら燈花会能

なら燈花会能
  日時 8月9(日)午後1時始め
  場所 奈良市春日野町101 奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~(旧奈良県新公会堂)
  演目 午後1時45分始 本日の演目解説 NPO法人奈良能理事長石原昌和
     第二部 午後2時始
       観世流仕舞「菊慈童(きくじどう)」 山下麻乃
           仕舞「班女(はんじょ)」舞アト 塩谷 恵
           仕舞「松虫(まつむし)」キリ 佐野和之

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観世流能 「経正(つねまさ)」生一 庸
          生一庸の初シテの舞台。生一家の初シテの曲は経正と決められているとの事。
          琵琶の名手であった平経正は、平家都落ちの時に、寵愛をうけた仁和寺御室の守覚法親王から賜った名器
          「青山」と言う琵琶を返しに寺に立ち寄り、歌を詠み交わし西海に向かう。
          仁和寺の僧・行慶が一の谷の戦いで戦死した経正を弔うため青山を手向け管弦供養をしていると、経正の霊が現れ
          琵琶を弾き舞い謡い夜遊に興じる。やがて修羅の時が来ると修羅の苦しみを見せ、その姿を恥じて灯を吹き消し消
          えて行く。

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       観世流一調「山姥(やまんば)」 生一知哉 前川光範

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       大藏流狂言「鬼瓦(おにがわら)」 茂山千五郎
          訴訟のため長らく在京している大名、勝訴も日ごろ信心する因幡堂の薬師様のお陰とお礼参りに来て、国元にも勧
          請したいと詳しく堂を見て回るうちに鬼瓦に目がとまる。誰かに似ていると思い回らすうちに泣き出した。太郎冠
          者の言葉に気を取り直した大名、笑い止め。

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       金春流能「角田川(すみだがわ)」 佐藤俊之
          人商人に子供を浚われた京北白河の女は、わが子を探し求めてはるばると隅田川の船渡場にやって来た。狂女なら
          ばおもしろく狂えと、渡守は船になかなか乗せてくれない。隅田川につくまでを思いやり「さりとては舟に乗せた
          まえ」と手を合わせる狂女を乗せ舟を出す。折しも向岸から大念仏が聞こえて来る。一年前のしかも今日が命日、
          人商人に連れて来られた都の男子がここで病死し、遺言通りに墓標に柳を植えたなどと聞いているうちに岸に着
          く。その子はまさしく我子、嘆き悲しむ母に渡守は鉦鼓を与え墓に案内し弔いの念仏を唱えるようすすめる。
          母の念仏に答えるかのように子供の声が聞こえ幻のなかに姿が見える。なおも追い求める母、やがて夜もあけ残る
          のは草ぼうぼうの塚のみ。

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by easysailing | 2015-08-09 18:00 | 演能日誌


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