土舞台顕彰記念篝能

土舞台顕彰記念篝能
  10月17日
  土舞台顕彰大祭 午後2時始め
    場所 桜井市一谷
    「神歌(かみうた)」
    土舞台顕彰会よる能
    神楽
  篝能 午後6時始め
  場所 桜井市粟殿桜井市市民会館 
    聖徳太子によりつくられた、我が国で最初の国立演劇場「土舞台」の顕彰を記念して、演じられます。
演目・演者
  演能前に 高鴨雅楽会による舞楽が演演舞れました

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  金春流舞囃子 「田村(たむら)」 金春欣三

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   大藏流狂言 「太刀奪(たちばい)」 茂山あきら

七月七日は京都北野神社の祭り。お手水の会に、主は太郎冠者を連れて参詣のために出掛ける。そこへやはり参詣に来た男の腰に、みごとな太刀があるのを見て欲しくなり、太郎冠者は忠義心から主人の腰の物を借りて、取りに行くことになるのだが、逆に主人の重代の刀を奪われてしまう。
二人して男の下向を待ち受けて、まんまとその男を捕まえるが、「縄をかけい」と主人に言われて縄をなう太郎冠者。「盗人捕らえて縄綯う」のことわざを地でいったもの。さて縄をかけ捕らえた者は?

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  金春流能  「井筒(いづつ)」 櫻間右陣

世阿弥の名作といわれる井筒は、昔男の様々な恋を綴る「伊勢物語」を素材としている。描き出されるのは、ひとりの女の純情な愛であり、澄み切った秋の月、松を吹く風の音、草深い古寺にある古い井戸といった背景は、しみじみとした清純な恋慕の情を漂わせる。
舞台正先に薄をつけた井戸の作り物が出される。
奈良から初瀬へ行く途中、在原寺の廃墟を訪れた諸国行脚の旅僧が、業平とその妻を弔っていると、里の女が現れて、「伊勢物語」第二十三段の、在原業平と紀有常の娘の愛の物語を語り、自分こそ、井筒の女と呼ばれた有常の娘だと名乗って井筒の陰に姿を消す。旅僧は来合わせた檪本の者からも業平夫婦の話を聞き、回向をして、女との夢の出会いを願いつつ仮寝をする。
やがて井筒の女の霊が現れ、業平の形見の衣を着けて現れ、恋慕の舞を舞い、我が姿を井筒の水に映して業平の面影を懐かしむが、夜明けと共に姿は消えて、僧の夢も覚める。
動きのない能だが、まさに「静中動」静止の中に秘められた激しい恋慕の情を感じとって頂きたい。
西名阪の天理インターの大阪方面入り口から西へすぐのところに、在原神社があり、謡にでている井筒のまわりに、すすき、群竹が植えられている。

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付祝言 山中雅之 桜井市民有志

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NPO法人奈良能
  〒630-8271 奈良市坊屋敷町42
  電話 0742-22-2660
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by easysailing | 2009-10-17 21:00 | 演能日誌


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